講談社文庫
インフォメーショニスト〈下〉死闘篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062772457
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

中央アフリカで、女性の行方不明事件を追う女主人公。命を狙われ、長年離れていた、愛する男の助けを借りることに。手に汗握る真相!

新人ながらパブリックウィークリーのベスト10に躍り出て、世界で注目されているアクションスリラーの傑作。愛する男に「最強兵器」として育てられた美しきマンロー。言葉を操り、姿を変え、相手によって態度も変える「情報収集」力。その力を持ったゆえの孤独が切なく響く。

内容説明

報酬は500万ドル。舞台は故郷の中央アフリカ。4年前の行方不明事件を追いかける中で、マンローの言語能力、殺傷能力が培われた理由や、愛する男のもとを去った理由が明らかになっていく。彼女はクールな殺人兵器であり、情熱的な愛の女でもあった。事件の驚くべき真相は、悲しい別れとともに明かされる。

著者等紹介

スティーヴンス,テイラー[スティーヴンス,テイラー][Stevens,Taylor]
2011年『インフォメーショニスト』でデビュー。一躍「ニューヨークタイムズ」のベストセラー作家となり、同作は17ヵ国語で翻訳されている。世界中を旅して人生の大半をすごし、最終的にテキサス州ダラスに腰を落ち着けた。二人の娘と暮らす

北沢あかね[キタザワアカネ]
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Dai(ダイ)

13
行方不明者を捜すという本来の目的からどんどん反れていくかと思えば、唐突に発見。え?なんで?何か読み落としたかなとも思うが途中何回もウトウトしながら読んだのでその可能性もある。けども、遡って確認するほどの物でもないかな、と。今一つヒロインの魅力が生かしきれていない。シリーズも出てるので化ける可能性はある。読み続けるかどうかは解説を読んで決める。2015/06/27

橋川桂

12
面白い。22ヶ国語を解し、巧みな変装術を駆使して世界を又にかける情報収集屋の主人公。裏表紙のあらすじ紹介や訳者あとがきでは、いかにも八面六臂のスーパーヒロインかのように推してくるけど、そういう活躍は下巻も後半に入ってからという感じで、いかにしてそんな特殊技能を身につけたかの壮絶な過去話の方に惹かれてしまう。依頼人に押し付けられたパートナーや、かつて袂をわかった恩人?との関係性なんかもいい感じ。2019/02/03

ハルト

4
まさに死闘ともいうべき戦いの末、彼女が手にした真実とは。二転三転する真相にタフでクールで孤高なヒロインと格好よくおもしろかったです。後半一気にたたみ掛けてくる。ただヒロインがあまりに完璧超人すぎて隙がないというか、よくも悪くも彼女の活躍を感心しながら眺めているだけな感じでした。次作が出るのなら、ローガンの活躍期待。2012/05/20

マンゴープリン

2
面白かった。彼女が生まれ育ったアフリカの地で、エミリーの救出作戦が進む。封印したい過去ながら、慕っていた男性との再会で捜査は核心へ。結末は予想外ながら、黒幕はこの人しかありえないと思える人だった。 マンローシリーズ次作「THE INNOCENT」は邦訳されていないようだ。2017/05/24

トライ

2
うーん、ベストセラーになるほどかしら。面白くないわけじゃないんですが、全体的にゴチャゴチャしすぎてる気がして、さらに下巻は詰め込みすぎた感は。一番驚いたのは一番最初に読んだ作者の経歴です。2012/10/28

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