出版社内容情報
D・ハンドラー人気シリーズ!
この村に、見かけどおりの人間など一人もいない。
コネティカット州ののどかな村で、ごみ拾いのピートが惨殺された。彼の意外な正体が発覚し、謎はさらに深まる。恋人の女性警官デズとともに、映画評論家ミッチが真相解明に乗り出した。そして、ミッチの手元には、少女売春をリアルに描いた小説が持ち込まれ……。MWA賞作家による人気シリーズ第5弾。
デイヴィッド・ハンドラー[デイヴィッド ハンドラー]
著・文・その他
北沢 あかね[キタザワ アカネ]
翻訳
内容説明
コネティカット州ののどかな村で、ごみ拾いのピートが惨殺された。彼の意外な正体が発覚し、謎はさらに深まる。恋人の女性警官デズとともに、映画評論家ミッチが真相解明に乗り出した。そして、ミッチの手元には、少女売春をリアルに描いた小説が持ち込まれ…。MWA賞作家による人気シリーズ第5弾。
著者等紹介
ハンドラー,デイヴィッド[ハンドラー,デイヴィッド][Handler,David]
1952年ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業。元売れっ子作家のゴーストライター“ホーギー”と愛犬ルルを主人公にした『フィッツジェラルドをめざした男』でMWA賞を受賞。ドラマ作家としても、数度エミー賞に輝いている
北沢あかね[キタザワアカネ]
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハレ
9
ミッチ&デズシリーズ5作目。ミッチの住む町の資産家で起きる事件。複雑な家族関係が殺人と繋がる。ミッチはまたもや危険な目に合うのだがデズに助けられ、二人はついに結ばれてめでたしめでたしとなるはずが、最後に驚きの出来事が…デズ大丈夫?これはすぐに6作目を!しかしなんとまぁこの続きは邦訳されていないのだ。このシリーズばかりかハンドラーの作品はこの後一冊も訳されていない!講談社さん、あんまりです。どんな事情があるのか知らないけどこの途切れ方は読者に失礼過ぎる。作者と何かあったの?これこそ謎、ミステリーでしょ怒! 2025/04/14
Yuji
9
描写のテンポよさと緻密さ、会話のリアルさ、面白さなど小説のテクニックに魅せられたシリーズであった。ただミステリとしての意外性が徐々に薄れてしまい、シリーズは続いているが翻訳が打ち切られた模様。後5作あるようです。。ほんとに好きなら原書で読めよと。(とりあえずハンドラーはこれにて打ち止め)2017/01/09
Jimmy
3
面白かったのですが、なんかこうコクがないというか。前作の印象的な館が舞台の作品がインパクト強かったので結構このシリーズも極まったかな、という感じです。なんか全てが引っかからず流れているような。ただ確かに面白いのですが、主人公たちの恋愛の紆余曲折を軸にしているのですが、あくまでも本ネタのクオリティが勝負ですので、ちょっと意外な犯人でもなかったしですし。2016/05/22
まり
2
ホーギーシリーズの方が好きだけど、このシリーズも面白い。続きが気になってるんだけど、この後出てないんだよね。どこでもいいから出してほしい。2019/11/01
kinghaya
2
★★ 実は初めて読む作家さん。途中、似たような名前も相まって全く誰が誰か分からなくなって混乱したけど、通してみるとドラマや映画の脚本仕立て。最後が特に。タイトルに意味があったのかは不明。しかも、シリーズモノと言うことも読み終わって知った。手に入れるのが大変なんだよなー。翻訳。2019/04/12