講談社文庫<br> 箱の中の天国と地獄

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講談社文庫
箱の中の天国と地獄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 503p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062771757
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

少女たちは生還できるのか? 集められた男女が密室と化した極秘施設から脱出するため繰り広げる極限の二者択一ゲーム。生死を分かつ二つの箱。

ノンストップ! 脱出ゲーム小説。

奇怪な実験施設。箱の中には……!? 少女は生還できるのか?

閉ざされた謎の施設で妹と育った真夏(まなつ)。ある朝、施設内に異変が起こり、職員たちは殺戮された。収容されていた他の男女とともに姉妹は死のゲームに強制参加させられる。建物は25階、各階には二つの箱。一方の箱を開ければ脱出への扉が開き、もう一方には死の罠が待つ。戦慄の閉鎖空間! 傑作脱出ゲーム小説。

第1章 栄光と暗闇と
第2章 現在と過去と
第3章 運命と宿命と
第4章 意地と気迫と
第5章 発見と真実と
第6章 再会と再開と
第7章 洗礼と試練と
第8章 不運と幸運と
第9章 前進と後退と
第10章 混沌と一滴と
エピローグ


矢野 龍王[ヤノ リュウオウ]
著・文・その他

内容説明

閉ざされた謎の施設で妹と育った真夏。ある朝、施設内に異変が起こり、職員たちは殺戮された。収容されていた他の男女とともに姉妹は死のゲームに強制参加させられる。建物は25階、各階には二つの箱。一方の箱を開ければ脱出への扉が開き、もう一方には死の罠が待つ。戦慄の閉鎖空間!傑作脱出ゲーム小説。

著者等紹介

矢野龍王[ヤノリュウオウ]
1965年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。『極限推理コロシアム』で第30回メフィスト賞を受賞しデビュー。デスゲーム小説の他、パズル作家、情報処理技術者試験の参考書の著者としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

52
2012/12/16 Amazonより届く。 2014/8/3〜8/7 4年半ぶりの矢野作品。前作の極限推理コロシアムと同様、クローズドサークルでのデスゲームもの。アイデアは面白いが、設定などが余り説明されないので、作品世界にのめり込めない感じ。終わり方も何か不完全燃焼。2014/08/07

じゅんぢ

12
登場人物が次々出てくるのに、みんなあっけなく死んでしまう。その為、あまり記憶に残りにくい。いっそのこと、登場人物をしぼって、ゲームの内容で勝負して、ほしかった。2017/07/02

ウルラニ

10
クローズドサークルのデスゲーム。アイデアは面白く、頭を空っぽにしてあっという間に読めるが、何か残るかというと…気分転換に。★★☆☆☆2017/04/05

_bookuma

9
☆3.5 アイテムを入手してゲームの法則性の謎を解いたり、箱を開けると次の階につながる扉が開いたりと本当に他人が操作しているRPGを見ているようでした。ただ、考えなくてもいいのでしょうが、疑問が多々残る作品でもありました。般若の居場所にも驚きましたが、果たして可能なのでしょうか?協力者がかなりいないと不可能に感じてしまいます。特にルール変更の部分とか。しかし、展開には飽きることがなくさくさく読むことができました。脱出ゲームと銘打ったものは初読だったので、他も作品も読んでみようと思います。2013/01/16

やまだん

5
いわゆるデス・ゲームものと呼ばれる設定のミステリ。閉ざされた謎の施設で育った主人公たちが,死のゲームに強制的に挑まされる。各階に用意されている二つの箱。一方を開ければ脱出への扉が開き,もう一方には死の罠が待つ。まるでテレビゲームのような設定の小説。小説というより,実際にゲームをしているような感覚で読んだ。キャラクターもそれほど魅力的とは言えない。全体的にアラが多く,つっこみどころも多い。しかし,こういうゲーム的な感覚の小説は,個人的には結構好み。ゲーム的な小説を読みたいという人にはオススメ(55点)2015/10/13

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