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講談社文庫
変死体〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062771429
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

孤立を深めていくスカーペッタの苦悩。  行方不明になった“副官”ジャック・フィールディングに疑惑の目が集中し、周囲のよそよそしい態度に不信感を募らせるスカーペッタ。不可解な殺人事件の真相は?

内容説明

事件発覚直後に失踪した検死担当の副局長・フィールディングは、別の殺人事件でも不可解な行動を見せるなど、疑惑が次々に浮上。一方、スカーペッタは、遺体のあまりの不可解さに死因を特定することすらできない。部下に向けられた疑惑によって苦悩し、周囲から孤立する彼女は、真相にたどり着けるのか。

著者等紹介

コーンウェル,パトリシア[コーンウェル,パトリシア][Cornwell,Patricia]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に

池田真紀子[イケダマキコ]
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よむよむ

34
ストーリー的には最近のものより凝っていて楽しめました。でも相変わらずの周囲に疑心暗鬼なケイと、昔からの登場人物に起きる不幸に気持ちが沈みます。《ネタバレ》→2012/03/10

ヨーコ・オクダ

28
上巻では、自分だけ事件から遠ざけられ、自分で得たものを奪われていく…とグズグズモードやったケイ。下巻では、自分の目で確かめ、客観的に捉え、考え、数々の謎を解こうとする。読み手にとっても、急にページがサクサク進んで楽しいんやけど、ビシッと解ける謎はほんの少しだけで後は曖昧なまま。フィールディングの隠れ家?で見つかるたくさんの精液コレクション。まぁ、上巻で伏線らしきものはあったけど、それにしても唐突。終盤、ケイは自宅で危ない目に遭い、悪者は命拾い…何だか懐かしい終わり方。ええ、ええ、次巻も読みますとも!?2021/03/13

Yuna Ioki☆

26
468-99-16 ラストはいつになく気弱なスカーペッタさん。どうしちゃったのさ(笑)やっと自分が傲慢で弱い人間だと自覚。。。登場人物多いし、なにもかも中途半端なままのラストはいつものことですな(笑)2014/03/09

みっちゃん

25
このシリーズとも長い付き合いになりました。ここ数年は上巻で目一杯溜ったフラストレーションを、下巻のケイの危機一髪とその後の美味しいお料理で仲直り、の結末で何とかスッキリしていたのですが、今作は何だかストレスが溜まったままです。長年のお馴染みのあの人もあんな事になってしまうし…でも、次の巻が出たら、また読んじゃうんだろうなあ…2012/08/10

けんちゃん

25
年に一度の刊行を楽しみにしているシリーズですが、ここ数年、ちょっと読むのがつらいと感じることが多くなりました。シリーズ自体が更年期を迎えているような感じ、とでもいいましょうか。今回も職権を実質封印のような形で、自分は何も知らされぬままパートナーをはじめ、仲間たちが事件解明に奔走するのを置いていかれた気分で見ているケイに痛々しさを感じます。さらに過去のつらい出来事、長年の腹心の部下の巻き込まれた悲劇。取り扱っている事件が国家的規模であることも手伝って、読みながらため息しきりでした。難し過ぎる!→2012/03/15

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