出版社内容情報
九つの子の描いた「気味(きび)が悪い」ほど見事な生首。絵にそっくりの生きた男があらわれて……九つの子が川縁で見つけた生首を描いた絵があまりにも見事なので多色刷りの瓦版にすると、「気味が悪い」と江戸中で大騒ぎに。それでも生首の主は分からずじまいで、そのうち生き写しの男があらわれて悪事がばれたものだから、瓦版は狂言だったと非難囂々(ごうごう)となる表題作。半次のひらめきが難題を解いていく。(講談社文庫)
第一話 膏薬と娘心
第二話 柳原土手白昼の大捕物
第三話 玉木の娘はドラ娘
第四話 真田源左衛門の消えた三十日
第五話 殺人鬼・左利きの遣い手
第六話 奇特の幼女と押し込み強盗
第七話 取らぬ狸の皮算用
第八話 天才絵師と幻の生首
佐藤 雅美[サトウ マサヨシ]
著・文・その他
内容説明
九つの子が川縁で見つけた生首を描いた絵があまりにも見事なので多色刷りの瓦版にすると、「気味が悪い」と江戸中で大騒ぎに。それでも生首の主は分からずじまいで、そのうち生き写しの男があらわれて悪事がばれたものだから、瓦版は狂言だったと非難囂々となる表題作。半次のひらめきが難題を解いていく。連作読み切り捕物帖。
著者等紹介
佐藤雅美[サトウマサヨシ]
1941年1月兵庫県生まれ。早大法学部卒。会社勤務を経て、’68年からフリー。’85年『大君の通貨』で第4回新田次郎賞、’94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュール
鈴木正大
しんこい
sai
B. S. Junkie