講談社文庫<br> 満州裏史―甘粕正彦と岸信介が背負ったもの

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講談社文庫
満州裏史―甘粕正彦と岸信介が背負ったもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062770316
  • NDC分類 222.5
  • Cコード C0121

出版社内容情報

新興国家建設という夢に向かってひたすらに生きた、二人の「強き本物の日本人」。その生き様をたどり、改めて国のあり方を問う。鬼憲兵と昭和の妖怪――二つの人生は満州で交錯した。

激動の時代、日本人が満州に託した新興国家建設という夢。汚れ役の甘粕とエリート官僚の岸は、脆弱な国家経済を磐石にするためにいったい何をしたのか? 国際社会の欲望うずまく大地で運命的に交錯した二人の男の人生を丹念にたどり、知られざるもう一つの昭和史を描き出す、渾身のノンフィクション。

まえがき
(一)  出会い
(二)  果てしなき曠野
(三)  嗚呼、玉杯に花受けて──旧制高校の青春賦
(四)  甘粕正彦の生い立ち
(五)  パリの空の下セーヌは流れる
(六)  未曾有の天地異変
(七)  大杉事件
(八)  獄中の甘粕
(九)  甘粕はやっていたか
(十)  甘粕出獄
(十一) 旅立ち
(十二) 風雲急を告げる満州へ
(十三) 大地を渡る風の中
(十四) 満州事変勃発
(十五) 建国前夜
(十六) 溥儀の来満と満州国建国
(十七) リットン調査団を爆殺せよ
(十八) 満州国建国のあと──岸信介を待つ満州
(十九) 上海の甘粕──アカシヤの大連
(二十) 泥沼の日中戦争
(二十一)謀略という名の哀しきロマンティシズム──曠野に咲き誇るケシの花
(二十二)東条を巡る岸と甘粕
(二十三)協和会のころ
(二十四)遣欧使節団副団長
(二十五)満映理事長のころ
(二十六)帰って行くツバメ
(二十七)太平洋戦争
(二十八)終戦近し
(二十九)エピローグ
あとがき
参考文献


太田 尚樹[オオタ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

激動の時代、日本人が満州に託した新興国家建設という夢。汚れ役の甘粕とエリート官僚の岸は、脆弱な国家経済を磐石にするためにいったい何をしたのか?国際社会の欲望うずまく大地で運命的に交錯した二人の男の人生を丹念にたどり、知られざるもう一つの昭和史を描き出す、渾身のノンフィクション。

目次

出会い
果てしなき曠野
嗚呼、玉杯に花受けて
甘粕正彦の生い立ち
パリの空の下セーヌは流れる
未曾有の天地異変
大杉事件
獄中の甘粕
甘粕はやっていたか
甘粕出獄〔ほか〕

著者等紹介

太田尚樹[オオタナオキ]
1941年、東京都生まれ。東海大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kwmr_

3
関東大震災直後の大杉事件から満州の興亡までを膨大な資料を元に綴る。大正から昭和初期の大陸の豊かさと貧しさがよく分かる作品。2011/10/25

Minako Kodama

2
近代史を知るには、読みやすい一冊。甘粕さんの一生が、切ない。2011/10/08

midnightbluesky

2
悪漢として甘粕を描いたのは面白い。戦犯になりながら、戦後首相になった岸の高笑いが聞こえそうな・・・。2011/09/18

turutaka

1
甘粕正彦という戦前日本の悪いところを凝縮したようなイメージがある男を通して満州国とその周縁にいた人々を描く。我々は甘粕のことをどこまで知っていただろうか。大杉事件のイメージしかなかったが、この本で甘粕はその過去を背負いながらも満州国のため、日本のために精一杯生きる。その目的の是非はこの際どうでも良い。こういう人間が大陸で新しい国を作り育てていった過程を知ることが読書の面白さであり、しいては人間の面白さである。2019/10/08

ポン・ザ・フラグメント

1
歴史小説とノンフィクションがごっちゃになっている感じでところどころ違和感を覚えるが、話は面白い。2013/06/24

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