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講談社文庫
リスクは金なり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 370p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062769631
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

リスクは避けるな。嗅ぎ分け、時には買え!大学時代は駅伝選手。銀行員として海外に駐在し、商社、投資銀行への転職を経て英国在住作家となった著者が、すべてのビジネスマン、大学生に贈る、人生の教訓。

内容説明

著者は、早稲田大学時代、箱根駅伝に2度出場。銀行の窓口係や外回りをへて国際金融マンに転身。今は英国に住み、5ヵ国語を駆使して経済小説を書く。人生の目標が見つかるまでの過ごし方、実現までの道、切った張ったの交渉術、海外から見た日本…。進路や仕事で迷う人に贈るアドバイス。文庫オリジナル。

目次

第1章 リスクな世界の美酒(キルギス・コニャック;エリスカお婆さんの疾走 ほか)
第2章 世界で仕事をするということ(「サバイバル交渉術」世界標準八ヵ条;土日語学力―留学の必要なし、大声を出せ、週末を使いこなせ ほか)
第3章 人生の目標が見つかるまで(人生の目標が見つかるまで;言葉の狩人 ほか)
第4章 ロンドン金融街の小路から(わたしが遭遇した「ネット金融」犯罪;ロンドンの7・7地下鉄テロ ほか)
第5章 海外から見た日本(地方の闇―詐欺師Xと夕張市;アフリカの航空機ファイナンス ほか)

著者等紹介

黒木亮[クロキリョウ]
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒業、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンス、貿易金融など数多くの案件を手がける。2000年に『トップ・レフト』で作家デビュー。大学時代は箱根駅伝に2回出場し、20kmで道路北海道記録を塗り替えた。ランナーとしての体験や生い立ちは『冬の喝采』にほぼノンフィクションの形で綴られている。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

57
第一章が「どこの国のバーで飲んだ酒が美味かった」的な内容だったので、やべえ本を掴んだか、と思いましたが、読み通してみれば国際ビジネスを題材にした充実のエッセイ集。とくに第二章の交渉術の実際や、語学の勉強法について書いた部分が白眉で、これは実務に長く関わった人でないと書けないと思います。経済誌や新聞のコラムをまとめた本の性質上、同じような話が何回か出たりしますが、日本の銀行だけで働いていた人のビジネス観より共感しやすく、楽しんで読みました。小説も読んでみようと思います。2021/08/27

川越読書旅団

50
元金融マンの黒木亮先生のエッセイ集。相変わらずの自信みなぎる書きっぷりが非常に心地よい。2016/06/15

アメフトファン

36
以前から作品が面白いなと思っていた黒木亮さんのエッセイ集。箱根駅伝出場、投資銀行、商社勤務そして小説家へ。首尾一貫しているのは黒木さんの努力する姿勢。各国を出張していますが、面白そうなエピソードはいつか使えるかなとメモしているのが、小説家として生きたり、その国の言葉を独学で学んだり。黒木さんが本格的に作家になったのは30の後半から。僕もまだまだ努力すれば、現状を越えられるのではないか?と思わせてくれました。この本との出会いをきっかけに努力出来る自分に生まれ変わりたいです。2014/04/12

幹事検定1級

29
元金融マンであった黒木さんが自らのこれまでの経験と作品の成り立ちを描いたエッセイです。私自身、黒木さんの経済小説が大好きで文庫本はほぼ全て本棚に保管しています。 まだ買っただけで読んでいない3冊にわたる「エネルギー」などじっくり読みたい作品がとても多いと感じています。もちろんこの作品も本棚に保管して読み返したいですね。2016/10/03

baboocon

21
以前、短編集「カラ売り屋」を読んだ黒木了さん。ご本人は英国に住み、かつては海外を股にかけていたバリバリの金融マンだったんですね。海外に住むこと、外国人相手にビジネスをするということは実にドラマチックだな。2019/05/07

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