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講談社文庫
Play推理遊戯―ミステリー傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 387p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062769464
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2008年度ミステリーのエッセンス集  今野敏「薔薇の色」、法月綸太郎「ギリシャ羊の秘密」、初野晴「退出ゲ-ム」、柴田哲孝「初鰹」、沢村凛「人事マン」など7編を収録した、珠玉のミステリー集。

内容説明

「優秀な刑事かどうかテストしてやる」四人の刑事が馴染みのバーで繰り広げる推理合戦の行方はいかに(今野敏『薔薇の色』)。心を閉ざした親友のため高校生たちが破天荒な頭脳戦で勝負(初野晴『退出ゲーム』)。あるホームレスの死にまつわる悲しい星座の秘密とは(法月綸太郎『ギリシャ羊の秘密』)。七編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目けんこと

20
「はだしの親父」にホロリ。一票。

きのぴ

14
今野さんと新野さん以外は初読み作家さんだったけど、読みにくい話もなく概ね楽しめた。ただ解説でその年に優秀だった短編を集めた一冊だと知って、それなら他にもっと面白い話ありそうだけどなぁとは思った(笑)ずっと耳には入っていたけれど読んだことのなかった「ハルチカ」シリーズを読めたのは良かった。こんな話なんだぁ。2020/03/09

にゃにゃ美

11
今野敏さん「薔薇の色」はバーテンダーがお店に飾る一輪の薔薇は赤か黄色のどちらかでしかない。その理由がお洒落だな~、と。黒田研二さん「はだしの親父」は読みやすいけれど全体的に浅いかも、と思いながら読んでいたのだが最後は親子愛に泣けてきた。このシリーズは新たな作家さんとの出会いを期待して読み始めたのだが、箸休め本になって久しい。しかし、まだまだ期待して、シリーズの他も読もう。2016/06/19

MIKETOM

6
全七編中犯罪(殺人)は二編のみ。残りは日常の中のちょっとした謎解き。このシリーズにしては珍しい。ただまぁ、どれもこれもイマイチな印象だった。『退出ゲーム』は賛否両論だったが自分的には”否”かな。あのゲームをするならオチャラケ・オフザケは禁じ手にしないと歯止めが利かなくなってしまうんじゃないだろうか。まあまあだったのが『人事マン』33年前の男気が後に致命傷になってしまう。しかも後だしジャンケン的なルール変更によって。そりゃ~怒髪天だわな。証拠はないんだし、むしろ自殺させてやったほうが温情的だろうと思った。2022/05/20

ひょろ

6
今野敏「薔薇の色」こういう謎解き合戦の一編は警察小説のいい箸休めになるんだろうな。 柴田哲孝「初鰹」料理ものミステリは好きだが、それに艶っぽさもプラスされている。このシリーズ短編集「狸汁」は購入した。 黒田研二「はだしの親父」日常の謎と、三兄弟が親父の思い出を語っていく温かさがこの作品の芯。絶妙に合わさっていると思う。2016/12/17

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