講談社文庫<br> 東京を弄んだ男―「空疎な小皇帝」石原慎太郎

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講談社文庫
東京を弄んだ男―「空疎な小皇帝」石原慎太郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062769150
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0136

出版社内容情報

首都を弄んだ12年。石原都政を徹底検証!絶大な人気を背景に、3期12年にわたり日本の首都を牛耳った男。嫌悪の対象を叩き潰すことを目的に政治家になったというこの人物は、東京をどうダメにしたのか

内容説明

三期十二年という長期に及んだ石原都政。表現の自由を脅かす青少年育成条例、巨額赤字を抱え破綻した新銀行東京、莫大な費用をどぶに捨てた五輪招致。さらには、執拗に繰り返される外国人や障がい者に対する差別発言。彼は東京に何を残したのか―。

目次

第1章 “嫌悪”を操る伏兵たち
第2章 タカ派の元同志を激怒させた無節操
第3章 台湾海峡で危険な火遊び
第4章 社会的弱者への冷たいまなざし
第5章 東京を舞台に戦争ごっこ
第6章 防災スペクタクルの一日―“検証”ビッグレスキュー東京二〇〇〇
第7章 私物化される公共空間

著者等紹介

斎藤貴男[サイトウタカオ]
1958年東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者などを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikuto Nagura

2
私が東京に住んでたのは99年までなので、石原都政にほとんどかすってない。その後の彼の暴政や暴言も、他人事として笑って眺めてればよかった。ところで、今年息子が入学した小学校の入学式では、みんなが起立して開会の宣言を聞いたと思ったら、間髪入れずに君が代の演奏が始まった。あまりに不自然なその流れは、国家にも君が代にも、または出席した者にも、何ら敬意を感じない事勿れ主義の不快な作業であった。そして本書で、あのとき他人事と笑っていた自分へのしっぺ返しだったと知る。今度の都知事選も、笑って見てる場合じゃないのかも…。2016/07/09

うたまる

2
面白い。左巻きが全く世情を捉えられていないことが抜群に面白い。あれこれ石原慎太郎の言動について批判し続けるのだが、彼がまがい物だなんてことはほとんどの人が知っているだろう。にも関わらず当選し続けるのは、対立軸たる左巻きの手法が絶望的に酷いからだ。即ち、弱者保護の名の下のタックス・イーター保護、論理の飛躍による『戦争になるぞ』という脅迫、名前を聞くだけで失笑するゲテモノ知識人たちの応援、彼を当選させた多数派有権者への侮蔑など。こういうことを止めて静かにしていれば、石原慎太郎なんて勝手に自滅するだろうに。2014/07/05

owawamure

2
本当に小さい男が、なんでこんな権力をほしいままにし、都民は何も言わないのか、と暗澹たる気持ちになる。とはいえ、筆者の慎太郎への批判はやや感情的というか、どうしようもない男への憤りが先に立ちすぎているような印象。豊洲への移転問題や、五輪招致へのゴリ押しなど、最新のひでえ話がやや薄い、という印象。それでも、こういう本がこのタイミングで書店に並ぶのを見ると、まだましなのかと思う。2011/03/29

ポンポコ

1
政治家の評伝ばかり読んでいる。今度は石原慎太郎。元々、作家としての才能が枯渇したから政治家に転職した人…くらいのイメージだったけど、こういう人に権力を持たせることが危険だとよくわかる。色々と改革の名の下、壊したものも、作ったものも、良いことも悪いこともたるけど、彼が作ったもので最も社会的影響を持つものは、空気だ。いくら政治家が悪意ある差別的な発言をしても、辞めず謝りもせずに済んでしまう、そんな空気。2018/09/28

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