出版社内容情報
存在しないはずだった父の死から始まる物語ものごころついたときには両親は離婚していて、母の手で育てられた美名子。顔さえ知らなかった父の存在と死、その親族との偶然の出会い……。人と人の絆とは?
内容説明
両親がものごころつく前に離婚して母の手で育てられた美名子は、父の不在を寂しいと思ったことはなかった。母の表情からすべてを鋭敏に感じ取った幼い日、その話題を自らタブーとしたが、大人になり父がすでに亡くなっていることを偶然知ってから、その存在が大きくなって…。人と人の絆を描いた連作集。
著者等紹介
有吉玉青[アリヨシタマオ]
1963年東京都生まれ。’90年に、母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
19
途中までは主人公が苦手だったけど、なんとなくわかったかも。時系列順じゃないのも読み終えて納得した。2016/04/13
keith
18
物心ついた時から父がいなかった美名子。そんな生活が普通だったが、父が亡くなったと聞いて父のことを思い巡らすようになる。父のことを一切話題に出さない母。夫との倦怠感に満ちた生活。読みやすいですが、読んでいて喉に渇きをおぼえるような話でした。そんな中でも従姉妹との思いがけない出会いのシーンはよかった。2019/03/09
チェス
4
読みやすく一気読み。図書館本 2019/06/27
ふらら
4
父がいないことが当たり前だった美名子、いない生活が当たり前と受け入れていても常に父のことを考えているお話。会おうと思えば会えるのと、すでに亡くなって会えないとなると考えてしまう気持ちわかる気がします。いくつになっても親子の縁は切れないけど、親の方が先に逝くなら、子は今のパートナーと仲良く、そして親を大切にしないといけないなと思いました。2017/06/01
ジュースの素
4
淡々とした物語だった。父親のいない美名子が、余りにもその事にこだわるのが 読んでいて少し重かった。こうした普通の暮らしの本は私にはやはり合わない気がする。 読了してからナンだが、退屈だった。2015/07/01




