出版社内容情報
警察崩れの探偵が引き受けた、解決しようのない依頼。そして最悪の悪意が重なり、無制限に事件に巻き込まれる。「他人の痛みを、自分の痛みに。依頼人の事件を、自分の事件に。いつだって当事者になっちまう。なあ、探偵。彼女のために、何でそこまでやらなきゃならないんだ?」
探偵の元にやってきた1人の女性の望みは恋人の弟が「死ぬこと」。誰かが死ななければ解決しない問題は確かにある。だがそれは願えば叶うものではなかった。追いつめられた女性を救うため、解決しようのない依頼を引き受けた探偵を襲う連鎖する悪意と暴力。それらはやがて自身の封印された記憶を解き放つ。
いったい、何がしたいのか、自分でもわからない。でも――「俺は約束したんだ。必ず助けてやるって」誰も頼れない、追いつめられた依頼人たちが、今日も彼の元を訪れる。礼儀正しくて、誠実。そして、麻薬常習者で、人殺し。木内一裕にしか描けない探偵がここにいる。
木内 一裕[キウチ カズヒロ]
著・文・その他
内容説明
探偵の元にやってきた一人の女性の望みは恋人の弟が「死ぬこと」。誰かが死ななければ解決しない問題は確かにある。だがそれは願えば叶うものではなかった。追いつめられた女性を救うため、解決しようのない依頼を引き受けた探偵を襲う連鎖する悪意と暴力。それらはやがて自身の封印された記憶を解き放つ。
著者等紹介
木内一裕[キウチカズヒロ]
1960年福岡生まれ。’83年、『BE‐BOP‐HIGHSCHOOL』で漫画家デビュー。2004年、初の小説『藁の楯』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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