講談社文庫<br> 姑娘(クーニャン)

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講談社文庫
姑娘(クーニャン)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062767354
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

戦争によって生まれた出会いが運命を変えていく
戦記ドキュメンタリー完全復刻!

中国侵略の途上、日本軍のある部隊が山村にいた若い美女・姑娘を発見、捕虜とする。だが姑娘と出会ってしまったことで、分隊長と上等兵の運命は予想もしなかった方向へと向かい出す(表題作)。その他、戦艦大和艦長・有賀幸作の苦悩を描いた「海の男」など4作品を収録。戦争を体験した著者が描く戦争の悲劇。

※本書は1992年1月に株式会社コミックスより刊行されました。

水木 しげる[ミズキ シゲル]
著・文・その他

内容説明

中国侵略の途上、日本軍のある部隊が山村にいた若い美女・姑娘を発見、捕虜とする。だが姑娘と出会ってしまったことで、分隊長と上等兵の運命は予想もしなかった方向へと向かい出す(表題作)。その他、戦艦大和艦長・有賀幸作の苦悩を描いた「海の男」など4作品を収録。戦争を体験した著者が描く戦争の悲劇。

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
1922年、鳥取県生まれ。漫画「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」など著書多数。1991年、紫綬褒章受章。妖怪と精霊を求めて全世界を旅する。1996年に郷里の境港市に「水木しげるロード」を設立し、「世界妖怪協会」の会長に就任、「世界妖怪会議」を開催する。2003年、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

59
太平洋戦争のことを少しづつ勉強している。最近拾った猫が瀕死で、それでも起死回生して今は元気になったことから、太平洋戦争からボロボロになって生還し、南極探査にはじめていった「宗谷」(ソーヤ)という名前を子猫につけた。戦争の記憶は遠くなっても、それを知らなければ私は前に進めないと思い、戦後史も少しづつ知識になってきた。知った先に何が待っているのかはわからないけれど、勉強をつづけようと思う。ミッドウェー海戦の情報漏れについては、後日文献を探すことにします。2014/09/07

35
5作の短編戦争漫画です。どれも事実に基づいていて、いろいろな思いがこみ上げてきました。ミッドウェー海戦は、どの本を読んでも日本軍の作戦の愚かさと上層部の判断の遅さに悔しさがこみ上げてきます。でも海軍ってやっぱり素晴らしい優秀な人材も多くいたのは事実で、皆戦死されてしまったのが惜しいです。2016/02/20

澤水月

26
総員…は新兵の悲哀、上官・国家の理不尽主題だが本書はずばり日本軍人の中国女性への性加害を描く。「肌許したからには妻に」と付き纏われる場面がほんの少し艶笑的で却って極限。結局犯した者は一生許されぬ余韻。実際聞いた話を元に漫画の枠に収めている。辛酸舐め、腕なくし、しかし天皇(昭和でなく今上)に会う際、喜び熊楠に倣いハット用意(天皇は好きなのか!と感じた)…一筋縄でいかないから魅力的…2015.11.30翁が妖怪界に旅立たれた日に記す2015/11/30

白義

14
戦場の性欲、そして情の恐ろしさは尋常ではない。表題作では、日中戦争時の欲による凶行ともつれから悲惨な運命を辿った女と男たちの物語。ねばつくような、暴力としての性欲の嫌な気配と当然来る悲劇がひたすら嫌な感じ。残りは貸本時代の戦記もので、艦これ提督ならば燃え上がること間違いなし。ミッドウェー時の赤城の慢心の元エピソードも見れる。比叡雷撃処分とその際の西田艦長の艦これ提督の鑑的な行動は泣ける。ストーリーはシンプルなのに、水木しげるの妖怪的な精密極まる画力が単に燃えることを許さないのもいい2013/11/02

ナハチガル

11
表題作は、事実かどうか、倫理的にどうかということはひとまず置いておいて、短編漫画形式の物語として完成度がとても高いと思う。子供のころ、水木さんの漫画は古臭くて地味で、妖怪図鑑以外あまり興味を持っていなかったが、今見るとキャラクターの造形、背景の緻密さ、文化・時代考証など、読みごたえがあり、感心させられることしきり。それ以外の戦記物は状況が分かりにくく、漫画というより絵物語のようで、もう一つだった。表題作のみA。2021/08/28

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