内容説明
女子高生が殺された。とびぬけて美しく、学業優秀で将来が楽しみな17歳だった。元検事補で現在・作家のケージは事件直後に親友から弁護の依頼を受ける。彼は医師であり地元の名士。親子ほど年の離れた彼女と男女の関係があり、レイプ殺人の容疑がかけられるかもしれないというのだ。真実はどこにあるのか。
著者等紹介
アイルズ,グレッグ[アイルズ,グレッグ][Iles,Greg]
少年時代を西ドイツで過ごした。ミシシッピ大学を卒業後、文筆活動に入る。1993年の処女長編『甦る帝国』(上下)、1995年刊の第2作『ブラッククロス』(上下)は、ともに「ニューヨーク・タイムズ」「パブリッシャーズ・ウィークリー」のベストセラー・リストに名を連ねた
雨沢泰[アメザワヤスシ]
1953年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
對馬 正晃
5
グレッグ・アイルズというと、エロチックなサイコサスペンスというイメージでしたが、これは元検察官のペン・ケージ物で、これから法廷ミステリに展開していくのか?と思わせるような感じでした(ちょっとはえっちぃですけど)。真相は未だ見えませんが、どんでん返しを期待して下巻へ。2021/10/12
舟華
3
誰もが目をとめるような女子高生のケイトが殺された。その時に彼女と付き合っていたのがなんとなんと。というはじまり。文章が読み進めにくくて苦労したけど(訳者の問題かもしれないし、物語になっている地域の素地がない私の問題かもしれない)、事件が進むにつれて少しずつ加速してきて読みやすくなってきた。それにしても人死にすぎ。怪しい人多すぎ。下巻へ続く。2022/11/24
Betty
2
グレッグ・アイルズらし描写は鮮明。ますます文章に磨きがかかっている感じがする。下巻の展開が楽しみです。2010/10/13
いぬすけ
0
うーん、面白く、なかった…。ストーリーもそうなんだけど、まずキャラクターに魅力を感じない。40代既婚のおっさんが10代の女の子に手をだして、ドラッグ買わせて、女の子が殺されたら泣きながら「僕達は愛し合ってた」とかふざけんな。もうお前が犯人でいいよ!とか思ってたww結構話題になった作品の続編らしいけど、もう前作読まなくていいや。2014/11/22