講談社文庫<br> η(イータ)なのに夢のよう―DREAMILY IN SPITE OF η

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講談社文庫
η(イータ)なのに夢のよう―DREAMILY IN SPITE OF η

  • 森 博嗣【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 講談社(2010/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062767057
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

プレゼンされた首吊り死体たちと不可解なメッセージ。
Gシリーズのターニングポイント。

地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵(にしのそのもえ)は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季(まがたしき)は、どう関わっているのか――?

プロローグ
第1章 高い死に場所
第2章 近い死に場所
第3章 儚い死に場所
第4章 古い死に場所
第5章 拙い死に場所
エピローグ


森 博嗣[モリ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているのか―。

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

192
コロナ禍の初期、有名人の自殺が相次いだ。しかもまだ若い男女が突然自殺したことで世間が不安に襲われた。結局その理由も解らないまま、今に至っている。つまり本書の首吊り自殺者たちの死のメドレーはこのコロナ禍の連続自殺事件と非常に似通っているように思える。突き詰めれば不可解な死の真相が自殺であれば、納得解を期待するミステリは太刀打ちできないのではと突き付けられたような思いがした。なんだか当時の社会的な不安を連想させるような読後感になった。本書が、いやGシリーズがもたらす遣り切れなさ、割り切れなさと実に似ている。2023/04/25

KAZOO

141
この本を読んでもやはり、謎ときというよりも全体のGシリーズの一部ということで読むべきなのでしょう。どちらかというと事件そのものの解決よりも主人公たちのやり取りのほうの謎のほうが。この本だけを読むとかなりがっかりする人が多いのでしょう。2016/08/20

nobby

124
Gシリーズ⑥いや、ここに来てS&M最初の萌絵の悲愴にブーメラン戻ってくるのはスゴい!幾つものシリーズ跨いで様々な人物達をワクワクと混乱で導きながら全てが真賀田四季に繋がるとは…それでいて天才の行方は何一つ分からずとは…同時にある失言から明かされた美術品鑑定人の怪盗たる正体にニヤリ♬なるほど、まさにここが転換点でのXシリーズ開幕とは森さん構想は何時からあって何処まで向かうのか!?その一方で事件詳細のほっぽり出しはひどい(笑)自殺かどうかも曖昧な死の連鎖の真意はぼかされたまま、そもそも海月の活躍も全く無いし…2022/11/23

あや

58
Gシリーズ第6作目。Gシリーズも後半に入りましたが本作は萌絵の両親の飛行機事故の件についての新たな疑いが明らかになってきたことや、続々とⅤシリーズやⅩシリーズのキャラが出てきたことからしりーずを通してみても非常に重要な一冊であると思います。真賀田四季はいったいどこからどこまで関わっているのか…、全てが明らかになった時どのような驚きがまっているのでしょうか。このドキドキ感とぞくぞく感、そしてじれったい感じは他の小説ではなかなか味わうことはできませんよね。あとは赤柳探偵が誰なのか一応検討はつけているんだけどな2013/10/05

ぺぱごじら

55
Gシリーズ6作目。前作『λ』で心の記憶を『解凍』された西之園さんが、更に自分の記憶と向き合う前半の物語は『四季秋』の読後感を思い出させてくれます。犀川先生の倫理観が四季のフィルターで歪んだ?いや、これが犀川先生だなと頷きながら読み進め、『あの連中』が登場する後半の豪華なやりとりは『四季夏』の様相。そして、ひとり佇む『冬』。物語の中心にある一連の事件は、事件そのものに意味はなく、今までの道程をフラッシュバックさせるもの?まさに夢のような物語。…ありがとう、トーマ。2012/01/18

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