出版社内容情報
風雲急!!真田、生き残れるか!?
ルドルフ・ヘスの命令の下、陸空からの最終攻撃が、恵理、舎念たちに迫る!!運命が微笑むのは、敵か味方か!?
新人類委員会は、芳賀一族抹殺を狙って、最終攻撃の準備を進める。舎念、恵理、ザミルが重大な危機を予期する中、真田武男は特殊防諜班の任を解かれる。宿命の男たちが出雲に集結、最大にして最後の戦いが始まる。真田は恵理たちを守ることができるのか。シリーズ完結編。
内容説明
新人類委員会は、芳賀一族抹殺を狙って、最終攻撃の準備を進める。舎念、恵理、ザミルが重大な危機を予期する中、真田武男は特殊防諜班の任を解かれる。宿命の男たちが出雲に集結、最大にして最後の戦いが始まる。真田は恵理たちを守ることができるのか。シリーズ完結編。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年『怪物が街にやってくる』(現在、朝日文庫より刊行)で問題小説新人賞受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家となる。2006年『隠蔽捜査』(新潮社)で吉川英治文学新人賞受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』(新潮社)で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞受賞。「空手道今野塾」を主宰し、空手、棒術を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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koba
28
★★★★☆2019/04/13
きょちょ
21
巻を飛ばしてこの最終巻に臨んだせいかもしれないが、面白くなかった。 最終の戦いまでが実に長いし、盛り上がりがあるわけでもない。 こういった話は、敵が強いほど面白いのだが、この巻では敵の強さが全く出てこない。 シリーズ全体として、日本人の祖先についてのアイデアは良いとは思うが。 ✖2022/01/15
流花
19
山の民 真田の防諜班シリーズ完結編…好きなシリーズが終わってしまった。このシリーズでは日本とユダヤの言語学的な類似点やしきたり、神社の社殿など様々に繋がりがあることが書かれていて、とても興味を惹かれた。前にも言語学の本を読んだ時大陸を北と南両方から流れついた民族が日本人の祖先ではと書かれていました。毎度の事ながら作家の方々の博学ぶりに感動します。2014/06/15
Kaz
18
最終巻にしては、あっさりとした内容。作者は、このシリーズに飽きを感じていたのかも。私としては、ユダヤと日本の関係をベースにした本作のテーマは興味深く読めた。ただし、巻が進むにつれ、飽きが来ていたのも事実。頃良い引き際だったと思う。2017/04/17
MJ
17
特殊防諜班シリーズ最終巻。大円団で満足、満足。娯楽作品はこうでなくっちゃね。2023/02/08