講談社文庫<br> 丁半三番勝負―湯船屋船頭辰之助

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講談社文庫
丁半三番勝負―湯船屋船頭辰之助

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  • サイズ 文庫判/ページ数 225p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062766609
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

隅田川で湯船を商う辰之助は、男振りのいい大男。ある日、なじみの小料理屋「いかもの屋」から、見習いの新吉が姿を消した。必死で探索すると、新吉は千住の賭場の胴元・泥水に身を寄せたという。悪の道から新吉を救うため、辰之助は、宿敵沢蟹と丁半博打の真剣勝負をすることに―。

著者等紹介

川上英幸[カワカミヒデユキ]
1967年12月16日東京都生まれ。日本シナリオ作家協会会員。ユーミン・ドラマブックス「ルージュの伝言」で脚本家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GaGa

21
iいい加減続編出てもいい頃なのに中々でないので再読。やはり薬物中毒の壮絶な描写が何より印象に残る。それより、阿修羅の寅蔵、一体何もの!?気になってしょうがないのだけど、仏の伊助も何か思わせぶりな登場人物だし。2010/09/23

GaGa

6
面白い!丁半での絶妙な心理戦を描いた表題作や、冒頭の物の怪屋敷の探索も面白かったが、何といっても最終章、現代に通じる薬物汚染を描いたところがいいし、辰之助と小六の友情もいい。しかし、ここで終わらせられると、確かに続きは読まざるを得ない。次はどうなってしまうのだろうか。2010/05/22

ikyo_01

4
前回に比べて読みごたえがあった様に思います。色々な事が起きてハラハラドキドキ、忙しい辰之助さんでした。そして次も絶対に読まねばならなくなってしまいました。・・・どうなるんだろう。2010/05/20

雨巫女

3
面白い。前作よりも展開もスピーディーでいい。おかげで、すぐ続き読みたいという母をなだめるのが、大変でした。2010/06/28

ゆきまる

0
良いストリーで、これからが楽しみです。今のところ、中途半端なところで次の巻に移っている。一旦戸締まりをしてから、次の巻へ行くべきではないのか、小説家としての基本の考えが出来ていない印象を受ける。2016/11/17

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