講談社文庫<br> 的を射る言葉―Gathering the Pointed Wits

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講談社文庫
的を射る言葉―Gathering the Pointed Wits

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  • サイズ 文庫判/ページ数 173p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062766579
  • NDC分類 917
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「虚しいと思う気持ちは虚しくない」など、本質をずばずばと射抜くことばが並ぶ。繰り返し味わいたいメッセージブック。「気づく」ための、ユニークなメッセージ集。著者HPの「本日の一言」108を編纂。「虚しいと思う気持ちは虚しくない」など、本質をずばずばと射抜くことばが並ぶ。繰り返し味わいたいメッセージブック。

1 運命
2 贈り物
3 意見
4 アナログ
5 自信
6 生きる
7 占い
8 会話
9 意識
10 山
11 思い込み
12 愛
13 応報
14 世俗
15 散歩
16 擬態
17 孤独
18 趣味
19 素数
20 究極
21 ミステリィ
22 逆転
23 未来
24 返答
25 情報
26 作戦
27 結果
28 関係性
29 希少価値
30 癒し
31 意味
32 価値
33 金儲け
34 現実と虚構
35 攻撃と防御
36 不一致
37 言葉
38 時代
39 初心
40 知識
41 眼
42 優しさと親切
43 やる気
44 都市
45 器
46 不合理
47 前進
48 人間
49 証
50 親切
51 自然
52 死語
53 知る
54 役目
55 法則
56 意志
57 組織
58 仕事
59 大人
60 休日
61 ゲーム
62 ギャンブル
63 行動
64 時間
65 自分
66 他人
67 不満
68 自由
69 思考
70 表と裏
71 ケータイ
72 健康
73 微妙
74 メッセージ
75 順当
76 無駄
77 疑問
78 評価
79 変化
80 真
81 自己責任
82 整理整頓
83 判断
84 比較
85 勉強
86 個性
87 安心
88 ウイルス
89 個人と組織
90 工学
91 イベント
92 憧憬
93 道具
94 読書と読者
95 創作
96 面接と演説
97 否定と肯定
98 出会い
99 無意識
100 クエスチョン
101 選択
102 商売
103 季節
104 正論
105 正解
106 視点
107 予測
108 少年
的を射ないあとがき


森 博嗣[モリ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

「大人になっても遊んでほしい人は多い。特に会議のとき、それがわかる。」「天は二物を与えず、はそのとおり。三物以上与えるのが普通。」「最も期待値の大きいギャンブルは、勉強である。(その次は、仕事)」―人気作家・森博嗣が毎日つぶやいた切れ味鋭い箴言集。何度も読み返したくなる、無二の言葉たち。

目次

運命
贈り物
意見
アナログ
自信
生きる
占い
会話
意識
山〔ほか〕

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すい

66
この作品を読み上げるのに1年という年月をかけたのは、きっと私を措いて他にはいないだろうなぁ。と思ってしまうほど読み易かった。森博嗣が自身のホームページに載せていた「本日の一言」から抜粋して作られた語録集。胸に響く一言から、読んだ次の瞬間には忘れ去ってしまっているような一言まで、本当に様々な一言が収録されていた。項目は108。これ、煩悩の数と同じ(笑)こういう所が嫌いになれない原因かと思われます。小説を読んで何度裏切られようとも、本屋に新刊が並んでいれば気になって足を止めてしまう。困ったものです。 2012/09/15

いちろく

37
紹介していただいた本。フリーマーケットのフリーは、自由でない。そうなのですよ。日本語の意味は、蚤の市ですよね。蚤の市と知っていたのに、解っていたのに、フリーを蚤ではなく自由の意味と勘違いしていたのは、私。fleaだからね。free じゃないからね。それが解っただけでも、この本を読んだ価値は十二分にありました。森博嗣による言葉遊びの本。2020/08/26

akira

32
言葉の切れ味を求めたエッセイ。 あえて「抽象」的に、具体性を削ぎ落した言葉は切れる。 どこかで見たなと思ったら、これは日記シリーズの毎日の冒頭にある「本日の一言」。日記の内容に関係はなく、ただそこに一つのフレーズとして存在していた。突拍子のないこれらは、ひとつの楽しみ。 こうして抜粋されると、面白い。気づきもあるし、思わず笑ってしまう。 森先生の魅力は、これらの言葉を思いつくその「視点」だと思う。 「『暗くなるまでまった』とか『ライ麦畑でつかまえた』だと、どーもいかんな」2013/05/28

ぺぱごじら

32
犀川先生の『意味なしジョーク』連発集のような言葉遊びの連続。でも時々ドキリとするのはどこか的を射ているからかも。こうした素朴さは、穂村弘さんあたりに通じるものがあるなぁと思い出したら、やたら『にょっ記』が読みたくなり再読してしまった(笑)。『比較』の中にある『攻撃と防御』『判断』の項は、何かもやもやしていた所がスカッと開けたような気分にして貰えました。…てな『比喩』はきっと『気分だけで満足して安心する人が多い』と言われてしまうのかも(笑)。2012/05/25

いずむ

26
付箋を付けながら読書する人の本はたいてい付箋だらけ。付箋をした後、きちんと再読する人は、一割にも満たない。そして、一割未満の彼らは付箋を付けていないところまでしっかり再読する。そういう人種は概して大掃除の時に卒業アルバムを眺めて一日を潰す可愛らしい人たちだ。と、自己分析してみました。(とか書いてるヤツの書いてるコトなんて、サムライジャパンのシュートくらい的外れ。)恥を知れ、と言う話。辞書をひけば意味くらいはすぐ調べられるぞ。さてさて、言語明瞭・意味不明。あ、そこのアナタ。『意味』の意味を50字で。2011/12/27

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