内容説明
独り暮らしの女性がマンションから落下して死亡した。女性の部屋には凶器と思われる鍋が転がっていた。警視庁捜査一課の内海薫は、女性の独特の勘で犯人を推理し、湯川学に接触するが…。人気の「ガリレオシリーズ」より「落下る」(東野圭吾)。今をときめく八人の名手による、極めつきのミステリー短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
78
ミステリー初心者ならずとも、ちょっとした隙間に楽しめる作品が並ぶ。どれもタイプが違うから飽きなくて…新鮮な気持ちでページを繰ることができる。東野さんのガリレオシリーズは、短編でもキュッと心をつかまれる。不知火さんのあなたにあいたくて…私的には好みです。じんわりした中に主人公の切ない思いが重なる。菅さん、春口さんの女性の心理をこれが隠された女性の本心…とでも言うように描かれている。おもしろいとか言うだけでなく、どれだけ物語に入り込めるかと言うのも作品の良し悪しを決めるひとつのように気がする。2013/08/10
たかなし
21
聞いたことある作家は4人ぐらいでしたが楽しめました。すごくいろんな作風、ジャンルがあって楽しめました。ラストセッションが好きでした。2018/10/16
みさどん
19
始めにガリレオの短編が出てきて、得した気分。究極のミステリーと謳われている通り、意外な結末ばかり。知らない作家さんがみつかって、春口さんと菅さんを追っかけようと思えた。知らず知らず人の恨みを買うって、とても怖い。2025/03/03
ひー坊
18
これだけアンソロジーを読んでると被る話がちょくちょく出てくる。けど今回は多かったなあ。さすがにげんなり。でも普段読まない作家さんを知れるからやめられないんだよなあ。2022/09/28
おれんじぺこ♪(16年生)
16
細切れ読書しかできない時はこのくらいの長さがありがたかった。久しぶりのガリレオも楽しめたし、初読み作家さんとの出会いもあった。2023/11/04
-
- 電子書籍
- 異世界に転生したけどトラブル体質なので…
-
- 電子書籍
- 図説 量子化学 分子軌道への視覚的アプ…