内容説明
アラフォー、負け犬、女子力皆無。趣味は読書で仕事も読書。増え続ける体脂肪と減り続ける貯金に怯え、ひきこもりに拍車がかかる。そんな“だらしな書評家”が、日常の悩みや疑問を、クスリになる本の紹介と共にスッキリ解決!共感&驚愕たっぷり、迷える女子人生の小さなバイブルになる、痛快エッセイ。
目次
ひとり、ふたり、みんな。全部楽しめる女になる!
日常の小さな悩みを笑いに変える相談本!
あの頃に戻って会いたい自分自身。あぁ青春本!
いつでもどこでもひとりでも。映画を「読む」楽しさを知る!
いつか私も、と願う、あぁ女のひとり旅本!
5月病の時期だからこそ「働く」意味を考える!
あぁジューン・ブライド結婚って何だ!?本
ひとり上手も返上したい!?酒はひとりで呑むべからず
「本当の私を誰も知らない」“仮面”の下の素顔を読む!
背筋も凍る恐怖体験。納涼(?)ホラー小説!〔ほか〕
著者等紹介
藤田香織[フジタカオリ]
1968年三重県生まれ。書評家。会社員として働きながらブックレビューを書き始め、30歳で専業ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
34
既読「だらしな日記」とほぼ同時進行で進むこのエッセイ。女性誌に連載されていただけに女性向けの本が多く、さすが書評家と逆にうならされた。それでも読んでみたい本が数冊、既読本も少ないながらあった。30代半ばで性欲なしとか言いながら、恋愛ネタが多かったような気もするが、ぶっちゃけ過ぎた文章は女性の共感が得られるのか他人事ながら心配だ。ブックカバーについて苦言を言わせてもらうと、私の場合は自意識過剰ではなく、純粋に鞄の中で揉まれて傷んでしまう本を守るためなのですよ。2014/06/28
るぴん
27
書評ライター藤田香織さんの本の紹介エッセイ。『だらしな日記』のその後の生活が少し垣間見れたのは良かったけれど、20年前ほど前の雑誌連載をまとめたものなので、どうしても時事ネタは古く感じてしまう。紹介された本も既読本が多くて、ちょっと残念だった。2023/11/01
はる
25
常に著者のダイエットログが書かれている本です(笑)読んでみたい本にたくさん出会えたの嬉しい☺️2025/09/24
ユズル
25
似たような境遇だけど、お勧めされた本は少ししかかぶらなかった。本を読む仕事、いいね~2016/02/26
ミナコ@灯れ松明の火
23
あんまりおおっぴらに言えないことだけれど、藤田さんの生活っぷりにところどころで共感してしまう。怖いものは幽霊よりも老後の現実だ。正直なところ、書評を読みたいのであればトヨザキ社長を読むだろうし面白自虐的エッセイを読みたいのならば三浦しをんか穂村弘の方が、、とも思うけれど、たまにはこうして脱力するもの悪くない。大した期待もせず読んだけれど(失礼)、読後読んでみたい本が増えた。思いがけぬ収穫。2012/02/25