内容説明
ライブハウスの外で比嘉は、追われている金髪の少女を救う。その頃、日米で起きた連続殺人事件。FBIが送り込んだ捜査官と日本の警察は対立する。さらに事件には来日中の米国人元宇宙飛行士が深く関わっていた。彼の真の目的は?仲間たちとともに比嘉は、テロリストと対峙する。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年『怪物が街にやってくる』(現在、朝日文庫より刊行)で問題小説新人賞受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家となる。2006年『隠蔽捜査』(新潮社)で吉川英治文学新人賞受賞。2008年『果断 隠蔽捜査(2)』(新潮社)で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞受賞。「空手道今野塾」を主宰し、空手、棒術を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネムコ
18
久しぶりに再読。やっぱりこのシリーズは楽しいな。2024/03/02
あきちゃん
13
音楽ものも超能力ものも嫌いではないのですが・・。ちょっとピンと来なかったのはシリーズの一作目ではないからかな!?2016/08/09
りょうけん
11
<混> のっけに読んだ『阿羅漢集合!』のエンディングストーリーに対して,時間軸の整合性が取れているのかいないのかが良く分からない。確か4人そろって北海道へ行くんじゃなかったのか。なのにこの物語は東京が舞台になっている。 今野便覧の作品には,どうやらこのデビューの頃から,シリーズにおける細かな矛盾は気にしない,と決めて掛かっているところが見られる。 2021/05/29
詩界 -うたか-
7
#読了 奏者シリーズ第二弾◆ライブハウスの外で殺人事件が起こった——犯人は、一体?◆ジャズとか奏者なのに殺人事件が起きたりとちょっと警察が出てきたり。日本とアメリカ。不思議な世界観です。そしてこの頃には警察小説興味あったのかな?と思いました。あとこのシリーズに出てくる赤城刑事は美崎シリーズの「襲撃」とは関係ないのかな?と思ったら第四弾にフルネームで判明。同一人物でした!2019/11/10
run
7
二作目のこちらのほうが読みやすかった。2014/07/07