出版社内容情報
高すぎず安すぎず、食べたいおでんを求め歩く表題作をはじめとした、食と恋にまつわる短編8編。食べ物のある所には、人間だけに許された喜怒哀楽、笑いや涙がある。
「あー、美味しかった。ごちそうさまでした。」――小川糸(解説より)
「熱、つつ、つ」。偶然たどりついた店で出会った、いとしのお好み焼き。初恋の相手に連れて行かれた理想のおでん。彼女の食べる姿に惚れたきつねうどんにたこやき。妻が味を再現できないすきやき。そして離婚相手と一緒に味わうてっちり……。読むと幸せになれる、食と恋の短編集。笑って恋して腹がすく。
田辺 聖子[タナベ セイコ]
著・文・その他
内容説明
「熱、つつ、つ」。偶然たどりついた店で出会った、いとしのお好み焼き。初恋の相手に連れて行かれた理想のおでん。彼女の食べる姿に惚れたきつねうどんにたこやき。妻が味を再現できないすきやき。そして離婚相手と一緒に味わうてっちり…。読むと幸せになれる、食と恋の短編集。笑って恋して腹がすく。
著者等紹介
田辺聖子[タナベセイコ]
1928年大阪府生まれ。樟陰女子専門学校国文科卒。’64年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で第50回芥川賞、’87年『花衣ぬぐやまつわる…』で第26回女流文学賞、’93年『ひねくれ一茶』で第27回吉川英治文学賞、’94年第42回菊池寛賞、’98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で第50回読売文学賞、第26回泉鏡花文学賞、第3回井原西鶴賞を受賞。’95年紫綬褒章、2000年文化功労者に選ばれ、’08年には文化勲章を受章。小説をはじめ古典や評伝、エッセイ等著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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