講談社文庫<br> メディアの支配者〈上〉

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講談社文庫
メディアの支配者〈上〉

  • 中川 一徳【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062763837
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

フジサンケイグループの権力闘争を緻密な取材で描いた名著!
「まともな社史さえ存在しなかったフジサンケイグループは、本書によってはじめて本格的な『社史』を得たということになる。」――<佐藤卓己 解説より>

内容説明

メディアの帝王といわれたフジサンケイグループの議長・鹿内信隆。フジテレビを日本一のキイ局に育て上げ、息子の春雄を後継者にした後に引退を表明。鹿内家の支配は完璧に見えた。しかし、春雄の急死、それに伴う娘婿・宏明の議長就任―グループ内部は静かに揺れ始める。そしてクーデターが起きたのだ!講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞ダブル受賞。

目次

第1章 彫刻の森―鹿内信隆のつくった王国(ロックフェラーとヘンリー・ムーア;美術品を使った錬金術 ほか)
第2章 クーデター―鹿内宏明解任(謀議;「スリーハンドレッドクラブ」の序列 ほか)
第3章 抗争―日枝久の勝利(司馬遼太郎の祝辞;「ハイジャッカー」 ほか)
第4章 梟雄―鹿内信隆のメディア支配(前)(存在しない「社史」;鹿内写真館 ほか)

著者等紹介

中川一徳[ナカガワカズノリ]
1960年生まれ。フリーランスジャーナリスト。月刊『文藝春秋』記者として「事件の核心」「黒幕」「悶死―新井将敬の血と闇」などを執筆。2000年に独立。事件、経済、政治などをテーマに執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@一箱古本市5/5

49
鹿内vs日枝で展開するフジサンケイグループ内でのクーデター。こういう内幕ものは傍から見れば面白いしわね。何故にそんなに嫌われたかは徐々に明らかになっていくのだろうけど鹿内宏明氏は身内からも狙われて哀れにも思えるほど。久しぶりに頼近美津子さんのお名前も出てきて懐かしいし、ライブドア堀江貴文氏に狙われたフジテレビもなんだか遠い昔のよう。奢れるもの久しからずか…と下巻へ突入。2018/05/22

Shoji

29
鹿内宏明がフジサンケイ帝国に君臨し、グループを牛耳るまでのヒトスリーと、日枝久によるクーデターで鹿内家が没落するまでのノンフィクション。日枝久のクーデターには明確な大義名分がないのだ。「グループ全体を鹿内が私物化している」のがクーデターの理由のようだが、日枝久もまた極悪非道。びっくりしたのは、昭和時代の(悪徳っぽい)代議士、産経新聞OBの司馬遼太郎までもがクーデターに参加していたこと。また、当時の経済界の悪い奴らも同じ並びで出てきたことだ。下巻へ進みたいがどうも腰が重い。2025/04/03

キタ

17
2024年に世間を騒がした、フジテレビ問題がなぜ起こったのか、その根本原因を知りたく、久しぶりに読み直しました。昔読んだのであんまり覚えて無かったけど再読して正に温故知新だなぁと思いましたよ。筆頭株主でもない鹿内家を追い出したのが、今話題の日枝会長。それが今のSNSでいろんなことが晒されて隠せない時代なので今度は時代から追い出されるだろうなぁ。できたら、ホリエモンの買収問題の件をノンフィクションで出版してくれないかなぁ。後、この上下巻をぜひNetflixでドラマ化してもらいたいよなぁ。 2025/03/08

うつしみ

16
日枝氏の乗っ取り劇をドラマチックに描き、草創期の歴史〜鹿内信隆の満州人脈から水野成夫の没落までが綴られる。一企業史でありながら、日本社会の本質が炙り出されていくのを感じた。胡散臭いおっさんばかり登場する。胡散臭さの淵源は満州国まで遡れるようだ。日本の政財界は詐欺師みたいな連中がそれぞれの仲間意識で持ちつ持たれつしていた様子が窺える。肩書きで立派に見えるが内実は強欲なオヤジである。ハッタリをかましてでも金を集めて増やそうぜというのが資本主義の論理だから、彼らはある意味では時代の要請に応えていたわけであるが。2025/03/20

ダンボー1号

11
フジサンケイグループから鹿内家が放逐されるクーデター。当時全くその裏側は知らなかった・・・というか関心無かった。それはそれで瀬島・司馬など懐かしい人も出てきて面白いんだけど、ホリエモンとの攻防に興味あったのでクーデーター以前の戦時中からの話しはほとんど飛ばしてしまった。下でホリエモン出てくるのかな?2015/04/21

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