講談社文庫<br> 分冊文庫版 邪魅の雫〈中〉 (分冊文庫版)

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講談社文庫
分冊文庫版 邪魅の雫〈中〉 (分冊文庫版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 449p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062763738
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「何か邪悪な魔物がね、人から人へ――こう、ぴょんぴょんと飛び移ってだな、不幸を呼び寄せているような、そんな気さえするよ」
京極夏彦分冊文庫シリーズ

「私は邪魅の雫に吸われてしまったようだ」。江戸川、大磯に続き平塚でも毒殺死体が発見された。犯行に使われた毒物が、特殊なものではないかと考えた青木は京極堂の元を訪ねる。その正体について京極堂は静かに語り始めた。だが、更なる惨劇の幕が落とされる。「人はどうして邪なものの方に魅せられるのか」。

京極 夏彦[キョウゴク ナツヒコ]
著・文・その他

内容説明

「私は邪魅の雫に吸われてしまったようだ」。江戸川、大磯に続き平塚でも毒殺死体が発見された。犯行に使われた毒物が、特殊なものではないかと考えた青木は京極堂の元を訪ねる。その正体について京極堂は静かに語り始めた。だが、更なる惨劇の幕が落とされる。「人はどうして邪なものの方に魅せられるのか」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

48
触り三百。やむにやまれぬ事情から関わってしまった彼らを表す言葉でこれほど当て嵌まるものはない。榎木津礼二郎の連続して破断した縁談の裏に何があるのか…調査を依頼された元警官の探偵・益田と、益田の相談に乗るかたちで事件に接触事故してしまう鬱持ち小説家の関口。同じ頃に語られた、京極堂の戦争の闇に葬られた衝撃的真実。事件の一部、角度違いの面、同じものを別々の場所から目撃している混沌たる世界観。最高。妖気に魅せられて呼び寄せられるかのようにある地点へ知らず知らずに関係者達が集められていく。誰もが邪魅に呑まれている。2024/05/06

ソラ

36
まだまだ途中ではあるものの何となく輪郭が見えてきた。いつものメンバーの影は薄く、普段は目立たない青木刑事や益田さんが中心。公安も絡んできて面白くなってきた。2016/03/04

usarlock

30
登場人物たちの関連性が少しずつ見えてきた中巻。益田と関口先生の探偵活動によって色々と明らかになったので、意外と良いコンビかもしれませんね。関口先生はただ居るだけですが。この巻では京極堂の話よりも関口先生の鞄のたとえ話の方が面白い。防疫給水部隊とか公安とかスケールの大きな話も出てきたので次が楽しみです。何も考えていない大鷹がやる気になったと思ったら、最後は不安を残す感じで終わってしまった…。2014/09/03

yucchi

28
そういえば、榎木津の縁談がことごとく断られるって話があったはずだけど、どう繋がっていくのか全くわからず。 少しずつそれぞれの視点からの話が絡み合っていく。メモしながら読んでもボンヤリとしか像が浮かんでこない。自分がちゃんと話を理解出来ているのかがわからないので、早く答え合わせしたい。15章では珍しく関口が饒舌。はじめてまともに見えた(笑) かなり続きが気になる終わり方で、下巻に続くε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ2014/08/25

*maru*

27
いつもおちゃらけている益田のテンションが低く、関口は今回やけに頼もしく見え、青木刑事が男前。いつもとなんか違う。そういえば、妖怪の影も薄い。邪悪と錯覚、鉛の塊。人の内面で跳梁跋扈するモノ。「何のためだって殺しちゃ駄目なんだよ。殺して良い人間なんか居ない」と言う関口。「犯罪は独りでも起こせるが、事件は絶対に独りでは起こせない」と語る京極堂。事件の核は何処にあるのか…皆目見当も付かず。いや、見当は付くが認めたくないのか。警察と一緒に右往左往しながら下巻へ。2017/04/17

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