内容説明
コネティカット州の閑静な村ドーセット。映画批評家ミッチ・バーガーが住むこの地は、若きハリウッド・スター夫婦と二人を追うマスコミのせいで最近騒がしい。そして突然起きた、衝撃的な転落死事件。ミッチと女性駐在デズが死の真相を探る中、人々の意外な素顔や関係が明らかに…。人気シリーズ第３作。
著者等紹介
ハンドラー，デイヴィッド［ハンドラー，デイヴィッド］［Ｈａｎｄｌｅｒ，Ｄａｖｉｄ］
１９５２年ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業。元売れっ子作家のゴーストライター“ホーギー”と愛犬ルルを主人公にした『フィッツジェラルドをめざした男』でＭＷＡ賞を受賞。ドラマ作家としても、数度エミー賞に輝いている
北沢あかね［キタザワアカネ］
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nori
10
生パン坊や・ミッチが今作も変わらず素晴らしい。こんな穏かで優しくて良い人、私のご近所さんにもいて欲しいな💕美しいビッグシフター島の早朝、ゆるい繋がりで、楽しい朝のウォーキング仲間達。誰もが親しく付き合うこの小さなドーセットという町で起きた事件をミッチがその太めの身体を張って震えながら解決に導く。恋人の駐在デズも相変わらず生き生きと活躍する。影のある人気俳優チトの転落死から物語は始まるが、読者はもうドーセットの風を感じられる。因みに本屋の''店主お薦めコーナー''のラインナップが何とも魅力的‼️読まなきゃ2025/01/22
ハレ
9
プロローグで事件は起きている。けど本文に入ってもう１５０頁も過ぎてるが、その事件にまで辿り着かないのだ。これミステリーだよね？せっかちに読み飛ばしながらようやく１８２頁目でイケメン俳優殺人事件に！事件を推理する映画評論家ぽっちゃりミッチもなかなか良いけど、この殺された年若い苦悩のイケメン俳優は魅力的。作家に筆力があるからすべてが映像を見ているように伝わってくる。ただ私のようにシリーズ飛ばし読者には「？」な会話があるんだよね。さて飛ばし読みしたところに戻って再度読んでみようかな。何か発見があるかも。2024/10/25
Yuji
9
シリーズ第三作。映画スター夫婦の帰省で巻き起こる殺人事件。ゴージャスでテンポ良いのだが、名探偵、名推理がないのが不満。ミッチーもう少し何とかしろよと思う。映画の蘊蓄はええから。はっきりいってラストの活劇も少し白けた。後、翻訳で「まっ、関係ないことだ」の「まっ」てのは一体どんな口語訳だ？何度も連発するので気になって駄目だった。「まぁ関係ない」「ま、関係ない」でいいじゃないか？細かい事が気になるのは、作品がいまいちということでしょうね。まっ、いいけど。2017/01/06
ソラ
5
内容（「BOOK」データベースより） コネティカット州の閑静な村ドーセット。映画批評家ミッチ・バーガーが住むこの地は、若きハリウッド・スター夫婦と二人を追うマスコミのせいで最近騒がしい。そして突然起きた、衝撃的な転落死事件。ミッチと女性駐在デズが死の真相を探る中、人々の意外な素顔や関係が明らかに…。 2009/06/25
ソラ
3
【再読】2018/03/31
