講談社文庫
ワイルドファイア〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 562p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062760522
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

全世界を破壊する陰謀に迫りながら、当局に追われる身となったコーリー。だが、同行する妻、ケイトと手を携え、彼は抜群の智力、行動力、不屈の精神力をもって核心に肉薄する。人類滅亡へのカウントダウンを阻止せよ!サスペンスの名匠デミルが、恐怖の時代の幕を開く戦慄の機密情報を基に放つ超衝撃作。

著者等紹介

デミル,ネルソン[デミル,ネルソン][DeMille,Nelson]
1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴びる。その後『ゴールド・コースト』『将軍の娘』など話題作を連発、いまやアメリカを代表する国民作家である

白石朗[シライシロウ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

40
バカミスという気がしないでもないが、あり得そうな現実でもある。ご都合主義でもあるが。ドナルド・トランプが大統領になったら、こんなこともありうるか。アメリカは獅子身中の虫を飼ってるのかもね。2015/12/07

わたなべよしお

15
 大好きなシリーズだが、全体にムリクリ感がある作品になってしまったのではないか。コーリーの傍若無人ぶりも、これまでは納得できたが、今回はやや違和感が残った。CIAの仇敵も何度も蘇らせた割には、意外にあっさりかな。シリーズの中では、出来が悪い方かなぁ。2023/03/13

對馬 正晃

7
コーリー刑事の傍若無人ぶりにやや辟易する嫌いはありますが、ラストは圧巻。これといったアクションもなく淡々と進んでいくだけなのに、飽きさせず読ませるのは作者の力量だと思います。2018/11/02

コージ

6
読み終えた感想は、まずまずと言った感じ。スーツケース型核爆弾は爆発する前に阻止されるだろう。首謀者は逮捕されるかその場で射殺されるであろう。下巻を読む前からわかっていたが、最後までこの長編を読ますのがデミルの力量だと思う。首謀者のグループにアメリカ政府の高官や軍の高官が含まれていたが事件解決後に辞任や引退だけで終わったのはCIAも今回の謀略の一員だった為。自分的には善玉のCIAがグループの高官を次々に暗殺して欲しかった。その役をテッド・ナッシュに当てても良かったのでは?と思いました。2019/06/11

RIN

6
正直、エンタテイメントとしては、シリーズ最高傑作!とは言えないと思う。しかし、9.11後、テロとの戦いに突入したアメリカの置かれているこの10年の月日を振り返るにつけ、アメリカがこの展開に戸惑いを感じ始めているのではないか、という印象を持った。「テロは何故起こるのか」が「王者のゲーム」だとすれば、「テロとの戦いとは一体…?」が本作のテーマであり、読者に一考を促す物語だったと思う。テロを軸に心揺れ動くジョンコーリーをもう少し見続けたいと願う。2011/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/474053
  • ご注意事項

最近チェックした商品