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講談社文庫
ワイルドファイア〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062760515
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

9.11から一年後のアメリカ。右翼の秘密クラブを監視する任務に就いていた捜査官が消息を絶った。連邦総合テロリスト対策特別機動隊の同僚、ジョン・コーリーは上司の指示に逆らい、対象への正面突破を試みる。厳重な警備態勢の下で企てられていた恐るべき計画が、発動する―。“核兵器による最終戦争”。

著者等紹介

デミル,ネルソン[デミル,ネルソン][DeMille,Nelson]
1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴びる。その後『ゴールド・コースト』『将軍の娘』など話題作を連発、いまやアメリカを代表する国民作家である

白石朗[シライシロウ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

42
この時期にこの本を手に取ったのは偶然。以前からの積読本だった。アメリカのイラク侵攻直前の話。ISの台頭を予想した人が、この時代にいたろうか。それにしても長い。デミルの最大の欠点はこの冗長さだね。特に右翼のおっさんの大演説にはうんざりした。犯人の動機もやり口も読者に明らかにされてるから、これも一種の倒叙ものか。あとこの手の小説はアルファベットの略称が多くて、紛らわしい。2015/12/05

わたなべよしお

17
 長い話だが、上巻は動きは少ない。コーリーとケイトの出番も多くないしね。コーリーを理想の男とする僕にはちょっと残念。残念といえば、コーリーの上司、ケーニグ(だったかな?)が亡くなったのは悲しいね。なかなかいい奴だったような気が。後任のウォルシュが嫌な奴なので、なおさらかな。下巻で爆発的展開を期待。2023/03/12

對馬 正晃

7
ジョン・コーリーの軽口と、事件の黒幕が語る狂気が交互に綴られる前半は、とても読みやすかったです。後半ちょっとダレる感じがしましたが、それでもかなりのリーダビリティ。下巻でどんな追跡劇が繰り広げられるのか楽しみです☆2018/10/24

コージ

6
コーリーシリーズは「王者のゲーム」でのオヤジギャグが過ぎたので敬遠してた。単発の「チャームスクール」を読んで感動したのと、興味のあるあらすじだったので読んでみた。免疫が出来ていたのか、コーリーの軽口が気にならずに読めた。ストーリー自体は恐ろしいものでアメリカ本土で核爆弾が爆発したら、アメリカは報復として直ちにイスラム諸国に向けてICBMが発射されイスラム諸国は消滅するというもの。少し突拍子もない話に思えるが9.11のショックは相当なもので無きにしも?と思わせる。コーリーが阻止すると予想するが?下巻に進む。2019/06/07

RIN

6
ジョンコーリーシリーズ4作目。今作は9.11後、イスラム圏への報復開戦か?という時期のアメリカが舞台。当時の某高官たちを彷彿とさせる、極右グループの悪巧みに迫るコーリー。「まあそういう考え方をする人も一定数いるだろうな」な話ではあるが、それを実行しようとするとなると話は別。延々と続く奴らの御託には反吐が出そうだ。前作「ナイトフォール」でも感じたことだが、自由人コーリーが結婚してから、妻に骨抜きにされ首輪をはめられリードをしっかり握られてる感じがどうにももどかしい。ケイトは賢いが、俗人だからなあ。2011/10/19

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