講談社文庫<br> 人生ベストテン

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講談社文庫
人生ベストテン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062759946
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

14歳から私は恋をしていない。39歳独身OLに訪れた人生のベストイベントとは?現代に生きる男女のリアルを描く、短篇連作集。「登場人物たちと同じ行く当てのなさを僕自身も抱え込んでいる。」――<イッセー尾形「解説より」>

40歳を目前にして、人生のイベントベストテンを自虐的に並べてみれば、我が身には25年間、なにも起きてはいないのだ。年相応の達成感も充実感もない日々に愕然としながら、私は岸田有作に会いに行く。13歳の夏に恋をした相手に――どこにでもある出会いが生み出す、おかしくいとしいドラマ、全6篇。

床下の日常
観光旅行
飛行機と水族館
テラスでお茶を
人生ベストテン
貸し出しデート


角田 光代[カクタ ミツヨ]
著・文・その他

内容説明

四十歳を目前にして、人生のイベントベストテンを自虐的に並べてみれば、我が身には二十五年間、なにも起きてはいないのだ。年相応の達成感も充実感もない日々に愕然としながら、私は岸田有作に会に行く。十三歳の夏に恋をした相手に―どこにでもある出会いが生み出す、おかしくいとしいドラマ、全六篇。

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。’90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。’96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、’98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で’99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、’03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞、’06年「ロック母」で川端康成文学賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yoshida

208
非常にリアルで現実感のある短編集。6編の短編を収録。角田光代さんは、どうしてこうも日常を描くのが巧みなのだろう。どの作品もじっくり読ませる。自分の人生経験や過去の記憶から共感できること多数。「テラスでお茶を」での不倫関係。「貸し出しデート」での妊娠。上手くいかなくなってきた夫婦の不意の妊娠に対する夫の反応が実にリアル。子供は悪くないのにね。不思議と子供を授かりたいと頑張る夫婦には、なかなか授かれず、ふとしたはずみで授かる。人生経験を積んだ同世代だからこそ、一層面白く読める短編集だと思う。高い満足度の作品。2016/09/14

hitomi.s

105
日常の中で目にするトクベツでもないものが、トクベツなのかもしれなくて、その真っ只中に居るトクベツな状況なトクベツな人は、じぶんだったり、ただ隣に座った人や通りすがりの人だったりもするんだろうな。トクベツでもなんでもない今日のなかでも。2017/04/09

風眠

99
どこにでもいそうな、わりと地味目な感じの女の人たちの日常に訪れる、これまた地味な事件というか出来事というか・・・を切り取った短篇集。読後も大きな衝撃が残るわけでもなく、どこまでも地味なんだけど、ドラマチックじゃなくても、日常の中に事件は潜んでいるよって教えてくれる本だった。地味な現実が、ほんのちょっと変わりそうな予感をはらんでいて、「女の子頑張れ!」って言いたくなるような感じ。表題作がいちばん好き。2012/07/24

えりこんぐ🐤

81
だらだらと続く日常を抜け出したほんの一瞬、その場限りの人と過ごす非日常。もう会う事はないだろうと思うと、こんなにも本音を言えてしまうのか(*⁰▿⁰*) 『人生ベストテン』の初恋の人なんて珍事件すぎて笑えるww ドロドロヒリヒリの角田さんが好きだが、本書の様な短編も心地良かった。2018/11/16

毎日パン

80
短編集。気軽にサクサク読めます。じっくり読んだら深いところをくすぐるような作品なのかもしれません。でも、短編ですら、一気に読むことが出来なかったのでなんとなく読了してしまいました! 幸せってことについて書かれているのかな〜。2022/07/18

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