講談社文庫<br> 蠱猫―人工憑霊蠱猫

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講談社文庫
蠱猫―人工憑霊蠱猫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 473p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062759892
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

妖怪を具現化する力を持つ禁断の書、『本草霊恠図譜』。図書館の片隅の古びた土蔵から、美袋小夜子がこの書を発見したことで、学園都市は戦いの舞台へと変貌する。“蠱猫”とは?“有鬼派”とはいかなる者たちか?穏やかで近代的な学園都市が激しく凄惨で果てない対決の嵐の中に。妖怪伝奇小説登場。

著者等紹介

化野燐[アダシノリン]
1964年、岡山県生まれ。岡山県在住。妖怪文人。1999年、「幻想文学」誌上にてデビュー。「怪」、「幽」などに論考・書評を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

71
シリーズものと知らずに読んだ。魑魅魍魎がわんさか出てくるが、怪談というよりバトルアクション。登場人物の顔合わせ的な浅い内容で、背景や意図がよくわからないまま 終わってしまった。続巻も読めば面白いのかもしれないけど、もういいや。2020/08/09

コットン

63
本編もなかなか読ませるが、特に付録の妖怪や怪奇の読書案内が凄く良いです。2019/01/06

はらぺこ

37
読み終えてからシリーズ物と気付いた。妖怪とか好きやから妖怪の名前が出る度に喜んだが、実際に登場するのは少なかったので悲しかった。所々で白石が過去を思い返してる記述になってる気がするのは気のせい?この1冊だけやったらネタ振りだけやから、とりあえず次も読みたい。2010/07/22

カナン

28
アトラクション系百鬼夜行。妖怪テーマパーク。シリーズ物だということは分かっていたので、一冊目は物語としてはあくまでも序章で終わるだろうことは承知済み。司書である美袋小夜子が図書館の地下に封印された一冊の古書を見つけることからひとつ目の舞台の幕が上がるわけですが、進むに連れ兎に角アクション、バトル、アクション、バトル…。有名どころの妖怪が総出演している分、魑魅魍魎ってこんなに能動的に暴れ回るものでしたっけ、とちょっとツッコミ。白石君の行動が茫洋としていていまいち定まらないのは勿論、「××」だから、ですよね?2014/06/25

しおつう

26
書店にて、化野燐という如何にもホラー作家という様なペンネームを発見し、これはいつか読まねば、と思いつつかなりの年月が経ってしまった。ようやく手に取ることができたのだが、これはもしかしてライトノベルというやつか?と思いながら読み進める。三津田信三や京極夏彦のような小難しい蘊蓄が無い分、スラスラと読めるのは良いのだが、少し安っぽく感じることもある。でもまあこれはこのスタンスで楽しめるので続編も読んでいきたい。2018/01/31

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