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講談社文庫
芸術家の奇館

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  • サイズ 文庫判/ページ数 514p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062759052
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

NY近郊に住む映画批評家のミッチ・バーガー。彼はピンク色の奇抜な家に住む高名な現代芸術家と知り合い、交遊を深めていた。ある朝、静かなこの村で爆殺事件が発生。ミッチは女性警官ミトリーと捜査に乗り出すが、村の開発を巡り疑わしい住人が次々と現れて…。MWA賞作家による人気シリーズ第2弾。

著者等紹介

ハンドラー,デイヴィッド[ハンドラー,デイヴィッド][Handler,David]
1952年ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業。元売れっ子作家のゴーストライター“ホーギー”と愛犬ルルを主人公にした『フィッツジェラルドをめざした男』でMWA賞を受賞。ドラマ作家としても、数度エミー賞に輝いている

北沢あかね[キタザワアカネ]
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハレ

8
ストーリーは二の次。まずはミッチに会いたかった。調子のいい時は逞しく、悪い時は丸っこく見えるミッチは映画評論家。美味しい物に目のないミッチ”生パン坊や”は(シリーズ一作目で恋人で黒人のデズにこう言われ「人種差別の匂いがする!」とミッチは怒っていたね笑)やっぱり優しくて愛嬌がある。村の駐在、デズとの会話も楽しい。ハンドラーの人物描写は上手で、嫌なやつでもどこかに救いを入れる優しさがあるから悲劇的な終わり方でもそれほど重苦しくならない。なので読み終えるとすぐに次作を探すことになる…もう用意してあるけどね。 2025/03/15

nori

7
ハンドラーのミッチーシリーズ2作目❣️NYから島に住み着いた映画評論家ミッチーはよそ者だけど町の人達に受け入れられる様になっている。1人住まいで誰にも拘束されないのに、毎日きちんとした生活。、偉いなぁと、そこに感心してしまう( ; ; )お年寄りの買い物をしてあげるのも自然な流れで、ホント良い人なのだ🤭気難し屋の有名芸術家に信頼されるのも宜なるかな💕強欲な不動産業者の企みによって町を二分する騒ぎは悲惨な事件の基だったのだ。町の女性刑事デズも好ましい❣️ハンドラー調良いです。次作も楽しみに待ちたいな2024/11/18

Yuji

6
ミッチー=デズ シリーズ2作目。立体オブジェクト芸術家の大富豪の周辺で起こる殺人事件。設定はホーギーっぽいです。自然に囲まれた田舎の再開発問題。まあ面白いといえば面白いですが、二人の主人公が安定してラヴラヴなので、その辺はどうなのか?とも思う。2017/01/06

ソラ

6
内容(「BOOK」データベースより) NY近郊に住む映画批評家のミッチ・バーガー。彼はピンク色の奇抜な家に住む高名な現代芸術家と知り合い、交遊を深めていた。ある朝、静かなこの村で爆殺事件が発生。ミッチは女性警官ミトリーと捜査に乗り出すが、村の開発を巡り疑わしい住人が次々と現れて…。 2009/06/20

bapaksejahtera

4
冒頭殺人シーンの描写が惹きつけ暫く読む気になったが、その後の進行はダラダラとしていて、生活雑事に読書を中断しがちとなった。その後も白骨死体発見やら何人もの殺害など事件は多いのだが、全体にピンとこない。登場人物も現代芸術家、映画批評家など好みではない。美しい黒人警官(affirmative actionに拠るのだろう)や妙な名前の日系人も気に入らない。会話の取り扱いなど書きぶりから、この作家は女性なのではと思ってしまう、ある種の違和感がある。長さに耐えるだけであり、他の作品も読みたいとは思えない。2020/05/24

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