内容説明
金髪の美少女が5人、相次いで失踪した。誰にも姿を見られることなく犠牲者を連れ去る犯人は「カメレオン」と呼ばれ、州をまたぐ合同捜査本部が立ち上げられる。そんな折、家庭内暴力発生の通報を受けて警察官が急行した家の地下室で、全裸の少女がベッドの上で縛られた状態で死んでいるのが発見された。
著者等紹介
ロビンスン,ピーター[ロビンスン,ピーター][Robinson,Peter]
1950年英国ヨークシャー生まれ。リーズ大学卒業後、’74年にカナダへ移住し、ヨーク大学で博士号を取得した。’87年アラン・バンクス首席警部を主人公とする『罪深き眺め』でデビュー。『渇いた季節』で2000年のアンソニー賞、バリー賞をダブル受賞。’01年にはMissing in Actionでエドガー賞最優秀短編賞を受賞するなど受賞歴多数
野の水生[ノノミオ]
東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
21
家庭内暴力の通報でいきなり連続金髪少女連れ去り事件の犯人が特定される!タイトル通り、ここから話が始まる!妻は本当に被害者なのか?調べていくうちに過去の事件が…シリーズものらしいけど、単品でも大丈夫なタイプ(笑)各登場人物の行動に先を急がされる下巻へ!2016/05/07
bapaksejahtera
7
アラン・バンクス警部シリーズ。邦訳のある最後の作品らしい。ヨークシャーのある町で少女誘拐事件が起き、分かっただけで5人のハイティーンが行方不明となる。偶々ある家で起こったDV事件の通報に駆けつけた男女の警官二人のうち、男の警官はナタで殴打されて死亡。女性警官は必至に反撃して男を倒す。バンクスはこの地方の2州にまたがる警察合同捜査本部の一方の長となって事件解明に取り組むスタート。娘たちの失踪が倒叙的に述べられ、事件に関与した夫に加え、妻の来歴も明らかになり、事件は新たな展開を見せるという上巻であった。2021/08/26
もっち
3
原書で読んで以来翻訳を待っていた一作 ただ訳文について、ときどき中年男性の台詞が妙に女性的だったり子供っぽかったりして、そこだけは違和感がある それとシリーズ既刊がほとんど品切れ重版未定というのが大問題だ2009/07/28
かえる
1
借りもの。児玉清の愛読書らしい。海外サスペンス?刑事物?は普段読まない。文体も馴染みがたい感じ。訳しているせいか。悲惨な描写はちょっといやな気分になってしまう。感想は下巻に書こうか。2013/10/16
パンダプー
1
シリーズものだったのか・・・しまった。でも、お初でも充分楽しめてます。2009/08/13
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