講談社文庫<br> 密封―奥右筆秘帳

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講談社文庫
密封―奥右筆秘帳

  • 上田 秀人【著】
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  • 講談社(2007/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062758444
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

右筆の筆が、剣士の太刀が、幕政の闇をぶった斬る!
無類の斬れ味、上田秀人、講談社文庫に初見参!

立花併右衛門(へいえもん)は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆(おくゆうひつ)組頭。権勢を誇った田沼意次(おきつぐ)の孫意明(おきあき)の死亡届を見て、12年前の田沼意知(おきとも)刃傷事件に疑念をはさむ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男柊衛悟(ひいらぎえいご)を護衛につけるも、2人はすでに幕政の闇の渦中にあった。読み応え抜群、気鋭の新シリーズ開幕。〈文庫書下ろし〉

第一章 過去の亡霊
第二章 栄光の残滓
第三章 白刃の閃
第四章 禍福の縄
第五章 権への妄執
第六章 墨の威力


上田 秀人[ウエダ ヒデト]
著・文・その他

内容説明

立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。権勢を誇った田沼意次の孫意明の死亡届を見て、十二年前の田沼意知刃傷事件に疑念をはさむ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男柊衛悟を護衛につけるも、二人はすでに幕政の闇の渦中にあった。読み応え抜群、気鋭の新シリーズ開幕。

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。’97年小説CLUB新人賞佳作。時代小説を中心に活躍。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目が高まっている。府下で歯科医院を開業する歯科医でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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TakaUP48

79
奥右筆組頭・立花併右衛門は、江戸城の書類決裁の一切に関わり、若年寄をさておき老中部屋出入り自由の身分。権勢を誇った田沼意次の孫意明の死亡届を見て、12年前の田沼意知刃傷事件に疑念を持つ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男・柊衛悟に護衛を依頼。11代家斉とその父一橋治済との確執、10代家基の異様な死の真相は?刺客・冥府を操る御前、甲賀者とお庭番、松平定信と併右衛門、さらに覚蟬と公澄法親王との関係は?単なる斬り合い物ではなく、幾層にも絡む権力の匂いと複雑過ぎる人物関係に、チト続きを読む自信がない…。2022/03/13

オーウェン

49
奥右筆秘帳シリーズを初読み。 これまで上田作品では主役の剣豪ぶりがあったが、今作は幕府の内幕をすべて知ることのできる奥右筆と、その護衛をする剣豪。 役柄を分けた2人が主役であり、過去の刃傷沙汰を知ったことで、命を狙われる羽目に。 奥右筆の併右衛門よりは剣豪の衛悟の方が目立つのはしょうがない。 そこに冥府防人という居合抜きの達人が立ちはだかる。 まだ1作目なので物語がどう進むかは見当つかないが、続巻にて盛り上がりを見たい。2023/09/07

とも

40
★★★★読むのに時間はかかった。途中、中だるみもあったが、結果としては秀作。時代は11代将軍家斉の治世、奥祐筆組頭の旗本 立花併右衛門が12年前の田沼意知刃傷事件に関わる文書を目にしたことから、権力闘争に巻き込まれてく物語。そこに、吉宗の暗い思惑、10代将軍家治の世嗣家基の変死、伊賀甲賀やお庭番といった忍者衆、御三卿の暗躍など政治的側面、併右衛門の隣人旗本の用心棒 衛悟と娘瑞紀の行末と、歴史、政治闘争、ミステリー、恋愛と盛り沢山な1冊となっている。まだまだ続く、作品に目が離せない。2017/05/15

金吾

27
○まだ話のさわりであり、謎は何も解決していませんが、敵味方ははっきりしてきました。旗本次男の弱い立場をついているようなやり方は余りいい感じはしませんが、全体としてテンポよく面白いです。2020/06/07

金吾

24
○3年振りの再読です。右筆というあまり主人公にならないところにスポットがあたっているところがいいです。また衛悟が剣術家らしい愚直なところも好みです。吉宗はかなり異常ですね。2023/12/25

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