内容説明
コンペの前日は興奮してしまう「決戦前夜」。大学時代からいつも3人だった「スリーサム」。ゴルフを始めた妻が見せる「ガッツポーズ」。ずっとプロになりたかった「研修生」。昔から何をしても勝てなかった「弟」。ゴルフをしていたからこそ味わえる人生の喜怒哀楽を切りとった30本の掌篇小説集。文庫オリジナル。
著者等紹介
中原まこと[ナカハラマコト]
1949年、東京都生まれ。漫画原作や短編小説、インタビュー記事などを手がける。「週刊ゴルフダイジェスト」にて『千里の道も』(大原一歩のペンネームで)『銀のゴルフ』を、「ゴルフトゥデイ」にて『ピンフラッグ』『ゴルファーたちの話』などを連載している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゴーヤーチャンプルー
7
家族や恋人や上司と部下といった日常のあれこれをゴルフシーンを軸として展開する短編集。よくもこんなに物語を思いつくものだなと感心した。面白かった。隙間時間に読むのにちょうどいい超ショート。でもゴルフ好きの人しか面白みも感じないかも。2024/11/28
Kanegon
1
ゴルフ短編。先日読んだ長編 日曜日の午後が良かったので、期待し過ぎたのか。。☆3.02022/02/12
こくぼん
1
ゴルフにまつわるほっこりする短編集。心が和む圧殺でした。2016/12/30
take yama
1
B2007/04/19
hiroy
0
何となく読み切ってしまった。とりあえず、同じ著者のマンガの原作よりは数段落ちる切れ味の短編集。ゴルフに関するショートショートが少ないのでニッチを狙ってみた、というところか。まずはゴルフを知らない人には意味わからないだろう?という表現が頻出するのでこちらが心配してしまったw 逆にゴルファーにはあるあるそういうこと、とニヤリとさせる部分も少々。短くて読みやすいので練習の合間にどうぞ。いろいろ頑張ったけどコンペの日取りを間違えてた、というのが一番面白かった。マンガは名作>この人のゴルフ長編小説>今作という評価。2013/04/14