内容説明
私には犯人が見える―。世紀末の東京、レインボーブリッジや都庁など超高層建造物だけを狙った連続爆破犯人「黄昏の爆弾魔=ラグナロク・ボマー」が、世間を震撼させていた。捜査に行き詰まった警察は、若き美貌の天才心理捜査官・大滝錬摩に協力を依頼する。ライトノベル界の最注目シリーズ、第一弾登場。
著者等紹介
とみなが貴和[トミナガキワ]
千葉県在住。1998年、「セレーネ・セイレーン」で第5回ホワイトハート大賞佳作を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
6
軽い感じで読み始めたのですが、登場人物がとてもわかりやすくて、ワクワクしました。思いがけないキャラの特殊技能にびっくり。次が楽しみ。2012/06/26
ムー
5
3人の男のそれぞれが背負っているものが重い。黄昏の爆弾魔の母親からの仕打ちや錬磨の藤崎への想いなどが交錯しての物語。面白かった。2020/04/27
まつじん
2
主人公はジェンダーに悩むプロファイラーで過去の事件で相棒が重傷を負いその復活を夢見て生きている、でいいかな。乱暴に要約し過ぎかな。 でお約束通り主人公は美形で相棒は超能力者でもあります、ただし脳に損傷を負ってしまい3歳児程度の知能しかない。記憶も戻るかわからない。 プロファイラーが出てくる時点でかなりご都合主義的に犯罪が続き、犯人が捕まってしまうのですがかなりオモロク読ませてくれます。2008/10/02
こすも
2
プロファイリング殆ど使ってない。心理描写が不十分。展開が謎。夏休みは命がけは面白かったのに、残念だ。2011/06/14
キスイ
1
個人的には作品全体の雰囲気にハードボイルド的なものを感じました。キャラ設定なんかはラノベっぽいのですが、話の内容は暗く重め。爆弾魔を追うというストーリーですが、それが主軸とは言い難く、なんだか中途半端。それにしても主人公の相棒・宗一郎には特殊設定が付きすぎてるような。主人公よりもある意味彼がメインのシリーズなのかな、といった感じ。2012/03/12