内容説明
「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。さらにクラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、学内は騒然!大人たちも巻き込んだミステリアスな事件の真相は?’70年代の学園を舞台に、若者の友情と反抗を描く伝説の青春ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。
著者等紹介
小峰元[コミネハジメ]
1921年兵庫県生まれ。大阪外国語大学スペイン語学科卒。貿易商、教員などを経て1943年毎日新聞社に入社。1973年『アルキメデスは手を汚さない』で第19回江戸川乱歩賞を受賞。その後、『ピタゴラス豆畑に死す』などの作品を発表、青春推理を分野として確立した。1994年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なこ
117
小峰さん初読み。私の好きな正統派の推理小説といった感じで面白かった!内容はミステリーだが、家族間の問題や、若者と大人社会の関係なども描かれているように感じた。 これは数十年も前に書かれた作品とのことで、言葉の言い回しが昔っぽい部分が多く、そこも面白かった(*^^*)2017/02/06
舟江
114
40年振りに再読。主人公の年齢が近いせいか何の疑問もなくスンナリ読めた。一部偶然に依るところもあるが、久し振りにまともな推理小説を読むことができた。 2017/05/28
タックン
107
再読。東野圭吾さんがこれ読んで作家を目指したといい、江戸川乱歩賞の作品の文庫版でいまだに1番売れた作品。国鉄とか瀬戸内海フェリーとか赤軍派とかの言葉はちょっと時代を感じるけど、高校生とか若者が社会とか大人にある意味反発するってとこはいつの時代でも同じで、そいうう意味では普遍的なテーマを扱った青春ミステリー。犯人は途中であらかたわかるけど、題名の(アルキメデス)に最後まで翻弄されたな。やっぱ女性の嫉妬が怖いな。ただ柳生の姉とかの死の部分は必要だったのかな?美雪が死んだのに悲しまない高校生の心理が恐ろしい。2015/02/21
chiru
104
『この小説との出会いが、本嫌いだったバカ高校生の運命を変えた by東野圭吾』…このキャッチコピーと、30年前とは思えないクールなタイトルが魅力的。 大人の思考では紐解くことが難解な、大人の入り口にたった彼らの正義感や性行為に持つ理想の淀みが、不可解なミステリーと言えるのかも。 読みやすいとは言えないものの、手を汚さない者は無罪なのかという問いかけが光る作品でした。 ★32018/02/12
サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥
95
江戸川乱歩賞受賞作。これまでまったく読書という物に縁がなかった東野圭吾さんが高校生の時に読んで本の世界に入るきっかけになった作品だそうですけど、今読むとさすがに古いな~っと感じてしまいます。時を経ても印象の変わらない作品もあるのでけどね。当時の高校生はこんな考え方をしていたのでしょうか?ほぼ同じ時代の栗本薫の「ぼくらの時代」とはなんかちがうよなあ。ちょっと感覚があわず残念でした。★★
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