内容説明
女は大きく両手を広げ、ビルの屋上から飛んだ。誰もが自殺を信じて疑わなかったが、真実はちがった。彼女はマインドコントロールされていた。つまり、殺されたのだ。直人と直也の前に現れた超能力者・曽根崎や謎の会社アークコーポレーションは、敵なのか、味方なのか。そして、何をたくらんでいるのか―。
著者等紹介
飯田譲治[イイダジョウジ]
1959年、長野県生まれ。’86年に製作されたビデオ作品『キクロプス』で監督デビュー。’92年からフジテレビで放送されたドラマ『NIGHT HEAD』では原作・脚本・演出を手がける。脚本を手がけた主な作品に『沙粧妙子 最後の事件』(’95年)『Gift』(’97年)が、監督を務めた映画に『らせん』(’98年)『アナザヘヴン』(2000年)『ドラゴンヘッド』(’03年)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Rey
16
いよいよ姿を見せ始めた敵。なかなかに盛り上がる超能力者たちの戦いは読んでいてワクワクする。しかし翔子も双海も強力な能力を持ってしまったが故に三次元で体を維持することができないとか怖いね。ドラマも久しぶりに見てみたいなぁ。2014/09/29
鑑真@本の虫
1
再再読。 爽快な面白さ。 作品の盛り上がりは、ここが最大だと思う。2013/08/25
tomo
1
★★★★☆ 今までジクジクしていた読後感を払拭してくれるような読みごたえがありました。 でも、正義と悪は自分がどちらの方向から物事を捉えるかで違うと思う。2013/04/25
ちょん
1
女は大きく両手を広げ、ビルの屋上から飛んだ。誰もが自殺を信じて疑わなかったが、真実はちがった。彼女はマインドコントロールされていた。つまり、殺されたのだ。直人(なおと)と直也(なおや)の前に現れた超能力者・曽根崎(そねざき)や謎の会社アークコーポレーションは、敵なのか、味方なのか。そして、何をたくらんでいるのかーー? 2007/04/30
自由な鳥
1
人との別れが中心に描かれた章。2人の意志とは裏腹に覚醒していく能力、そして人間的に成長していく2人が描かれている。ただ弟がいつまでたってもメソメソしすぎ。少しいらいらする。2008/08/20
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