内容説明
12歳の和也に届けられた、時価数千万円もするフェラーリ。その理由は1年半前の大騒動にあった。大金持ちの祖父・大輔が遺言書を隠すため突然失踪。和也は祖母・ちよとともに大輔を探すうちに、ちよに関する秘密を知る。児童文学界で絶賛された、祖母と孫の心温まる物語。第7回椋鳩十児童文学賞受賞作。
著者等紹介
坂元純[サカモトジュン]
1965年、東京生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。小児外科医。『ぼくのフェラーリ』で第36回講談社児童文学新人賞入選。第7回椋鳩十児童文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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GIN@本棚大洪水中
12
初読の作家さん。フェラーリがいい味出してます。主人公の博識には驚いた。物語は車にも乗るものだと私は思います(苦笑)2013/11/26
みくに
7
フェラーリ将来どうなるんだろう。庭にある動かないフェラーリ。でも嬉しいだろうなあ。カバーかけとかないと色々危ないとは思うけど(笑)2018/09/07
美代子
1
出てくるひと、みんな優しくて、良い!ドロドロしていなくてよかった〜主人公の将来の夢が、カワイイ2013/05/10
りか
1
12歳の主人公が相続したフェラーリにまつわる思い出話。複雑な家庭環境を感じさせないさわやかさとぬくもりに溢れた作品。「そういうかたち」としてすんなり物語に入っていける。祖父大輔と祖母ちよの愛がやさしくてあたたかくて、なんだかほっこりする。2010/10/16
くもりーな
1
べただけどさわやかで好き。★★★★☆2007/10/01