内容説明
次世代エネルギー資源、メタンハイドレートが日本経済を救うのか。月刊『ガイア』編集者の上杉俊介は、日本近海に埋まる“救世主”を取材するうち、政官財が一体となって隠蔽する東海大地震誘発の危険性に気づく。著者の綿密な取材が浮き彫りにした、近未来ニッポンの国家問題。迫真パニックサスペンス。
著者等紹介
高任和夫[タカトウカズオ]
1946年宮城県生まれ。東北大学法学部卒業。三井物産入社。’83年に『商社審査部25時』を発表。以降、作家とサラリーマンの二足のわらじを履き続ける。’96年、50歳を機にして、国内審査管理室長を最後に三井物産を依願退職、作家活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Walhalla
12
「燃える氷」=メタンハイドレートのことですね。 次世代エネルギーとして、特に注目されているものの1つです。 日本近海だけでも、莫大な量の埋蔵量があるとされているようです。いろいろ勉強になります。下巻へ続きます。2016/05/10
fukafkacraft
1
ほとんどがセリフ。呑気な会話がだらだら続き、紛れ込んできた女と絶対に有り得ないシチュエーションとスピードで男女の仲に。こんな女いねーよと思ったら、著者は1946年生まれということで何となく納得。なかなか本題に入らず、シーンがコロコロ変わって何やってんだか。我慢して200頁近く読んだけど面白くならないので放棄。2017/07/30
yamakujira
1
下巻に続く。2014/03/24
テニやす
1
今も注目されている メタンハイドレート。本でも現実でもメタンガスと温暖化の因果関係はどうなんだろうか?やはり、客観的に考えないといけない。環境に良くない物ほど人間には都合がよく、今更 引き戻せないところまで行って問題を意識する。人類(日本人)の悪いところ。2014/03/10
08041511
0
初めて読んだ著者の本だが、読みやすく分りやすいパニック物、下巻も楽しみ。2017/11/11