内容説明
探偵小説愛好家グループの中心人物・伍黄零無が謎の言葉を残して密室から消失。その後もグループの一員・仁行寺馬美が書くモデル小説どおりに密室殺人が連続する。衒学的な装飾と暗号。推理合戦の果てに明かされる、全世界を揺るがす真相とは!?新本格の聖典『匣の中の失楽』に捧げる華麗なるオマージュ。
著者等紹介
乾くるみ[イヌイクルミ]
1963年生まれ。静岡市出身。静岡大学理学部数学科卒。’98年に第四回メフィスト賞を受賞した『Jの神話』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenichi Yanagisawa
63
時々異端書と称される本が出てくるが、この本もそのカテゴリーに入れてもおかしくないのでは?と思っている。 体裁はミステリーだが、ミステリーファンがこの本を読むと必ず違和感を感じるはずだ。収斂しないストーリー展開に、特に。 逆にいろんなパーツを放り込んでいるので、そこだけを楽しむという楽しみ方もあるかもしれないが。2013/05/29
Fondsaule
25
★★★★☆ 作中作でありながら、作者が出てきてしまうこの不思議。 暗号解読も多いがこれが事件解決につながるとは限らない。 数式まで出てくる。 これは・・・2022/05/20
よるのもち
24
タイトルから分かる通り「匣の中の失落」を意識して書かれた作品。奇書の類は読んでいる時は本当にしんどいんだけど、押し寄せる衒学の波に当てられる感覚がたまらない。「匣の中の失落」の雰囲気をもう一度味わいたくて読み始めたが、内容としては少しがっかり。登場人物の構成や発生する事件はネタ元に酷似しているが、登場人物の一人が書いた小説、という仕掛けがあまり上手く機能していないように思えたので劣化コピー感が否めない。2020/06/19
緋莢
18
探偵小説愛好家グループの中心人物・伍黄零無が密室から姿を消した。 その後も次々とグループのメンバーが密室で不可解な死を遂げる。それは、グループの一人である仁行寺馬美が書く小説「匣の中から匣の外へ」に酷似していて・・・2016/02/01
ふう
15
「匣の中の失楽」は未読。うーん、薀蓄というか、読みづらい・・・ 忍耐力が要ります・・・2016/07/08
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