内容説明
ミッチ・バーガーは、ＮＹで最も権威のある新聞コラムを担当する映画批評家。コネティカット州のビッグシスター島で生活をはじめた彼は、家の前に埋められていた死体を発見してしまう。女性警部補とともに犯人を追いはじめるが、死体の数が次々と増えていく…。ＭＷＡ賞受賞作家、待望の新シリーズ。
著者等紹介
ハンドラー，デイヴィッド［ハンドラー，デイヴィッド］［Ｈａｎｄｌｅｒ，Ｄａｖｉｄ］
１９５２年ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業。元売れっ子作家のゴーストライター“ホーギー”と愛犬ルルを主人公にした『フィッツジェラルドをめざした男』でＭＷＡ賞を受賞。ドラマ作家としても、数度エミー賞に輝いている
北沢あかね［キタザワアカネ］
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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冴子
22
図書館が休みなので、友人が30冊ほど貸してくれた1冊。初めての作家さん。アメリカが舞台なのに何かイギリスっぽい。やはり翻訳本の難点は年齢が解りにくい、男女の別がつきにくい、呼び名がコロコロ変わって誰のことが、何度も先頭の人物紹介を見直さなきゃならない。でもストーリー的には意外なラストだった。映画好きの私には、ミッチが時折呟く映画小ネタが楽しかった。2020/04/20
Yuji
10
ハンドラーの新シリーズ第一作。都会派・軽妙洒脱ミステリが時流から、はずれてるのを意識し、リアル・ヘビーな世界を目指すものか？オタッキーな映画評論家と黒人警察官の異色コンビ。二人の交流が徐々に深まるのが楽しい。ハンドラーとしては新境地。よし！このシリーズ、楽しみになってきた。2016/12/23
ソラ
5
【読メ登録以前読了作品】2006/05/11
あちぇたな
4
久しぶりに面白いシリーズものを見つけた気がする。がっちり背の高い小太りの映画評論家ミッチと、デッサンのうまい黒人女性警部のデズ。島に引っ越したミッチの周りで、過去の殺人事件が絡まる。ミッチがほんとに良い人で、デズも真面目な美人。二人のキャラが素晴らしく、話を引っ張ってくれた。続きを読みたい。2018/03/23
χ
3
しゃれた会話がたまらない。新シリーズもいい2011/05/31
