内容説明
医師メイトは、安楽死の幇助をしていることから「ドクター死(デス)」という異名で知られていた。その彼が、自らが考案した「死の装置」の上で発見された。それも、体を切り裂かれ、血を抜かれた無残な状態で…。LA市警の敏腕刑事マイロは、親友で臨床心理医のアレックスとともに殺人犯を追いはじめるが―。
著者等紹介
ケラーマン,ジョナサン[ケラーマン,ジョナサン][Kellerman,Jonathan]
1949年ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学LA校及び南カリフォルニア大学LA校卒。心理学博士。専門は小児臨床心理学。心理療法医、準教授等を経て、’85年に『大きな枝が折れる時』で作家デビュー、同作がアメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞を受賞。以降、臨床心理医アレックス・シリーズでベストセラー作家に
北澤和彦[キタザワカズヒコ]
1951年、東京生まれ。東北大学文学部卒。出版社勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有沢翔治@文芸同人誌配布中
4
安楽死の専門医であるドクター・デスことメイトが殺された。しかも自分の安楽死マシンの上で。患者の遺族による怨恨か安楽死反対派の仕業か……、臨床心理医のアレックスは事件の究明に乗り出す。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51519899.html2021/06/11
新橋九段
2
惨殺された安楽死医の謎を追う。なんか今にも通じそうなテーマだけど、最後に登場するシリアルキラーは関係あるのだろうか。2019/06/27
シロツメクサ
0
アレックスと刑事マイロのコンビが素敵です。2014/01/28
妖湖
0
扶桑社、新潮社ときて、今度は講談社から出ていたか。このシリーズはどうしてコロコロ出版社が変わるのか。BOOK OFFで見つけて久しぶりのアレックスシリーズ。2013/06/06
nonnon
0
★★★★☆2012/07/26