講談社文庫<br> マーダー・リング

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講談社文庫
マーダー・リング

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062751698
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

取り違えた鞄に三千万円が。本来の所有者は何者かに殺された。着服したい男は、犯人を突きとめようとするが?(「殺意を運ぶ鞄」)。倒産会社の残務処理に追われ、ホテルの一室で憤死した男が最後に会ったのは?(「武士の情」)。悪意が醸成される都会の日常にこそ人生の陥穽が口を開ける。森村ミステリーの粋。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。10年間のホテルマン生活を経て、1969年に『高層の死角』で江戸川乱歩賞を、1973年に『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。1976年、『人間の証明』でブームを巻き起こし全国を席捲、『悪魔の飽食』で731部隊を告発して国際的な反響を得た。『非道人別帳』『忠臣蔵』など時代小説も手がけ、精力的な執筆活動を行なっている。2004年、第7回日本ミステリー文学大賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yu

14
日常にありえそうな犯罪を扱った短編集。 ちょっとできすぎ感は否めないが、タイトルで納得。 「因果応報」という言葉につきる。土曜サスペンス劇場が頭に浮かんできた(笑)。 何気ない日常から悪意が生まれた時、その人と周りの人々の人生は狂い始めるのだろう。2013/01/05

sadapon

6
読了 「マーダー・リング」 森村 誠一 約300頁に7編収録されている短編集です。それなりに森村氏の世界観が楽しめます。とても読みやすくちょっとした空き時間を潰すのに最適でした。各々凶悪事件ですが、身近に起こりそうな日常に溶け込んだ犯罪が描かれています。「悪行は必ず神仏に裁かれる」そんな感想を持ちました。2021/11/16

ひとり

0
あまり面白いとは感じなかった。

れなぞう

0
日常にまぎれる事件、ふとしたところからの事件との関連性・・・を集めた短編集だけれど、さらっとしすぎていて、都合良いことばかりな気がして、ちょっと物足りない。2010/02/23

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