内容説明
「あはあっ…課長さんの、ふとおい」不良債権なんのその、丸の内銀行融資課長夏目幹太郎は、仕事も女も絶好調。成城のお嬢さんが二億円融資の担保に美しい身体を差し出せば、クラブのママとの情事を覗いた女子行員は特別応接室で腰をゆする。「ひゃあっ…切れちゃうっ」ついでに支店長の悪事まで暴いて。
著者等紹介
南里征典[ナンリセイテン]
1939年福岡県生まれ。新聞記者を経て、『鳩よゆるやかに翔べ』で文壇デビュー。国際冒険小説、本格推理、官能サスペンスなど多彩な作品を発表。1992年『紅の翼』で第1回日本文芸家クラブ大賞特別賞を受賞
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