内容説明
わが子勇貴の命を救うためには、心臓移植しかない。しかし、15歳未満の子どもの臓器提供は日本では認められていない。やむなく善意の募金でアメリカに渡り、ドナーが現れるのを待ちつづけた日々と、その間に触れた数々の愛―。生きられなかった幼子に学んだことを、父と家族は、今も人々に伝えつづける。
目次
第1章 希望
第2章 勇気
第3章 別離
第4章 帰国
著者等紹介
有村英明[アリムラヒデアキ]
1963年、札幌市生まれ。北海道立札幌南高校から慶応義塾大学に進学し、’86年、同大学法学部政治学科卒業。’99年1月、3男勇貴君の心臓移植のため家族5人で渡米するが、4月に勇貴君が死去。2000年、患者家族、支援者らとNPO法人「日本移植支援協会」を設立。理事として、臓器移植を必要とする患者と家族のサポートにあたっている
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