内容説明
女刑事マーシ・レイボーン。愛する男を目の前で喪いながら、男社会でタフに生きてきたシングル・マザー。19歳の娼婦惨殺事件。容疑者に浮かんだのは、マーシに心寄せ、プロポーズまでしている優しい同僚刑事マイクだった。心に沁みるストーリーテラー・パーカーが哀切に描く、傑作警察小説シリーズ第2弾。MWA賞(2001年度最優秀長篇賞)最終候補作。
著者等紹介
パーカー,T.ジェファーソン[パーカー,T.ジェファーソン][Parker,T.Jefferson]
1953年、ロサンゼルス生まれ。オレンジ・カウンティの公立高校、カリフォルニア大学アーヴァイン校を卒業。’78年からオレンジ・カウンティで新聞記者として働く。’85年、作家としてデビュー。2002年、『サイレント・ジョー』(早川書房)でMWA賞最優秀長篇賞を受賞。同書は日本国内でも同年ベスト・ワン・ミステリーとして絶賛された。カリフォルニア州フォールブルック在住
渋谷比佐子[シブヤヒサコ]
主な訳書に、パーカー『ブルー・アワー』、バーク『骨』(ともに講談社文庫)など
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