内容説明
18歳になろうとする岸和田の“ごんた”たちは、相変わらずケンカに明け暮れる。リョーコとつきあうチュンバには、ナホミというもう一人の彼女ができて…。イサミちゃん、カオルちゃんの岸和田両巨頭に囲まれて少しずつ少年は大人になっていく、ことはない。映画化された超人気シリーズ第2弾、ついに文庫化。
著者等紹介
中場利一[ナカバリイチ]
1959年、大阪府・岸和田市生まれ。高校中退後、「本の雑誌」への投稿がきっかけで、’94年に自伝的小説の『岸和田少年愚連隊』(本の雑誌社刊、講談社文庫収録)でデビュー
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感想・レビュー
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chiru
98
『走ってるんちゃう、止まられへんねん!』 喧嘩に明け暮れる18歳はチグハグだけど一心不乱‼︎✨彼女のリョーコには目もくれずナホミにうつつを抜かす日々。売られた喧嘩は買わねばならず、負けたら勝つまで帰れない。そんな岸和田を明るく照らしてた、いつもの笑顔が、ひとつ、またひとつ、と消えた…。ヤクザが血飛沫を撒き散らす喧嘩三昧。そこに、必ず人情があるのがいいな。泣きたなったら笑ったもん勝ち!『何もしなくていい、ずっと一緒にいてくれるだけでいい』 カオル、リョーコ、ユウジ… 思い出は笑顔ばかり…★5 2022/01/29
10$の恋
40
1にカオル、2にイサミ、3.4がなくて、5にヤクザ。これ、喧嘩のヤバさ順やねん😆最凶のゴンタクレ!気持ちええほどこいつらの日常は無茶苦茶やんけ😂喧嘩と笑いと、アホでスカタンなツレ、そんな材料がてんこ盛り入った「闇鍋」みたいやったで。出汁はもちろん岸和田味、これがまたメッサ濃いっちゅうねん🎵とことんボコったれや❗️そやけど、オマエら不死身か~い🤕ノンストップバイオレンスにストレス解消できたで✌️二つの別れは胸を突いたけどな😢…あ、ストーリーに触れることでけへんかった、堪忍な💦時代は昭和やし😉2022/01/18
うりぼう
2
中場利一の本を読む人は、コメントなんで面倒なものは書かないのだ。2005/02/20
まっし
1
面白い話だった。これは作者の笑いのセンスがいいからなのか。17、18才の頃は何してても楽しかった記憶がある。そんなことを思い出した。最後は少し悲しい話であった。2012/07/11
アヒル
0
★★★★ ユウジ、いいぜ。でも。2015/10/05
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