内容説明
弁護士から平凡なOLのパット宛に突然手紙が届いた。見知らぬ91歳の老女が、田舎の広大な土地を彼女に遺すつもりだというのだ。現地に滞在して歴史を深く知るうちに、過去の激しい戦闘の様子を幻視するようになるパット。死の気配が漂う土地でついに事件は起きた!伏線を張り巡らせた骨太の傑作ミステリ。
著者等紹介
サンタンジェロ,エレナ[サンタンジェロ,エレナ][Santangelo,Elena]
ペンシルヴァニア生まれ。現在、ペンシルヴァニア州ノリスタウン在住。『将軍の末裔』がアガサ賞の最優秀処女長編賞の最終候補となる
中川聖[ナカガワショウ]
東京生まれ。東洋大学文学部中退
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感想・レビュー
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himehikage
1
「弁護士から平凡なOLのパット宛に突然手紙が届いた。見知らぬ91歳の老女が、田舎の広大な土地を彼女に遺すつもりだというのだ」・・・と裏表紙にあって、釣られた。いまいち。2004/10/08
AR読書記録
0
南北戦争,太平洋戦争やベトナム戦争など,アメリカの経験してきた戦争が今も落とす影なども含め,わりと重層的で骨組みのしっかりした構造になっているとは思う.が,“霊視”のおさまりどころがどうもよろしくないのと,主人公の(というか主人公に語らせている著者の)ユーモア感覚が日本人には合わないのとで,主人公ドタバタ大活躍劇(うるさいナレーション付き)という印象が読後残ってしまう.するするは読めるんだけどな.うーん.2013/06/23
Rumi
0
南北戦争を垣間見る女主人公パットとベル一族の話。歴史ミステリーだと思い楽しみにしていたが、人物描写、各キャラクターの行動や感情がよくわからなくて読みづらかった。2013/02/28
ブル-ス
0
マグノリア2019/08/24