内容説明
夏の甲子園。名門信光学園の元バッテリーが監督として相まみえる対決に注目が集まるが、ハンデ師殺人事件から一転、球界を震撼させる事態に(『白色の残像』)。人気絶頂、昭和の喜劇王のエノケンに殺人容疑が?舞台の上で殺されたのは、もう一人のエノケン。親友のロッパ達と謎に挑む(『浅草エノケン一座の嵐』)。
著者等紹介
坂本光一[サカモトコウイチ]
1953年10月5日千葉県松戸市生まれ。東京大学農学部卒。在学中は野球部に所属、ショートとして東京六大学で活躍。現在、三菱商事勤務。乱歩賞初挑戦の『白色の残像』で、’88年第34回江戸川乱歩賞受賞
長坂秀佳[ナガサカシュウケイ]
1941年愛知県生まれ。東宝撮影所美術課、本社テレビ部企画課を経て、独立。「子連れ狼」「日本沈没」などの脚本を手がけ、’77年「特捜最前線」で一躍人気シナリオライターに。映画でも「小説吉田学校」「ゴルゴ13」などがある。’89年『浅草エノケン一座の嵐』で第35回江戸川乱歩賞受賞。最近ではホラーでも活躍
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