内容説明
一八八八年の八月末日から十一月九日にかけて、五人の娼婦を次々と惨殺し、世紀末のロンドンを恐怖のどん底に突き落とした「切り裂きジャック」。逮捕されることなく歴史の闇に消えた殺人鬼の正体を、日本のリッパロロジスト(研究家)の第一人者が豊富な資料と図版を駆使して追究する、マニア必読の一冊。
目次
第1部 凶行(ポリー;ダーク・アニー;ロング・リズ;ケイト・ケリー;切り裂きジャック登場;ブラック・メアリ)
第2部 さまざまな容疑者像(警察関係者の見たジャック像;ジャックの正体を探せ;第二次大戦後のジャック像;充実したジャック仮説;ジャックはプリンスだったのか?;妖しげなジャックたち;百年目のジャック像;最近のリッパロロジー)
第3部 結論・ジャックの正体(プロファイリングのジャック像;私の推理と結論)
著者等紹介
仁賀克雄[ジンカカツオ]
1936年横浜生まれ。早稲田大学商学部卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ランフランコ
4
世界の未解決殺人事件界のスーパースターとでも言うべき存在の「切り裂きジャック」。一体犯人が誰なのかは永遠のミステリーだ。もう今では歴史上の出来事に近いかもしれない。本著の中では被害者の結構グロい写真(時代的に白黒だけど、そうでないとちょっと見れないかな)が載っていることが大きな驚き。内容については諸説についてあーでもないこーでもないとやっているだけなのであんまり面白くない。著者の見立てはそれなりに説得力はあるが、結局何も解らない。容疑者は沢山いる。いっそのこと「切り裂きジャック」総選挙をやった方がいい。2018/03/12
冬至楼均
1
ジャックの正体は有名人の誰か、ではなく無名の人物。ジャックと言う名前も恐らくは悪戯の投稿から生まれた、本人とは無縁のもの。2025/09/21
shostakovich
1
未解決事件を論じる際に主眼となるのは「真犯人は誰だ」ということになりますが、本書は「事件の概要」「これまでの犯人説」「著者の推理」の三本立てとなっており、初心者にも優しい内容となっています。『切り裂きジャック最終結論』やパトリシア コーンウェル著『真相―“切り裂きジャック”は誰なのか?』(上・下巻)といったマニア向けの本を読むのは、本書で真実を見極める力を養ってからにした方が懸命だと思います。この分野、いわゆる「とんでも本」も多いですからね。今のところ、ジャック関連本はこの一冊でFAといえるでしょう。2004/09/01
しゃくとりむし
0
既読本として登録。
丰
0
20040815




