内容説明
へっぽこという言葉では甘すぎる?1998年夏。「歴史的」スコアで大敗し、全国に知られた青森県立深浦高校野球部の球児たち。生徒数減で高校自体が存亡の危機に立つなか、野球部員たちは死力を尽くして戦った!涙あり、笑いありのドラマを描いた話題作が、球児たちの「その後」を加筆し待望の文庫化。
目次
第1章 「先生たち、クビになるのか」(一九九八年夏、青森;スローカーブは“赤い虎” ほか)
第2章 あってはならない試合なのか(「122対0 野球です!」;わがチームだったらどうする? ほか)
第3章 ロボコップとへっぽこ球児たち(観光バスが立ち寄る新名所;深高野球の黄金時代 ほか)
第4章 「挑戦」の季節がまたやって来る(二〇〇〇年夏、弘前;「一流になった!」 ほか)
終章 二〇〇二年春から―学校と彼らはその後…
著者等紹介
川井龍介[カワイリュウスケ]
1956年神奈川県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。毎日新聞記者、日経ビジネス編集部などを経てフリーに
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