内容説明
輝く人にはナンバー1がついてくる!楽しんで勝つ!輝いて勝つ!ぜいたくな勝利学のすすめ。世界で活躍するアスリートたちの、技術よりも心の強さにスポットをあて、「勝ち」につながる力を分析。スポーツ医学の専門家が説く“心育て”の実践テキスト。
目次
序章 「感動した!」
第1章 ニッポンの体育に異論あり
第2章 勝つ人たちが心に秘めた底力
第3章 ライフスキルを育てるコーチング術
第4章 才能が目覚めるオリジナルプログラム
第5章 勝利はあとからついてくる
著者等紹介
辻秀一[ツジシュウイチ]
1961年、東京都に生まれる。北海道大学医学部卒業。慶応義塾大学医学部で内科学を学ぶ。エミネクロス主宰。理念共有型スポーツクラブ「エミネクロススポーツワールド」代表。スポーツ心理学とスポーツ医学をベースに、アスリートのカウンセリングのほか、企業産業医、スポーツクラブアドバイザー、学校スポーツ医、地域健康アドバイザーとして、コンサルティング業務を行っている。人を元気に幸せにするというスポーツの社会的価値をビジネスや教育の分野に活かし、コーチ力セミナーや講演会を開催
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T-Y
2
2004年の本。息子が柔道をはじめたので、読みました。僕も柔道をしていましたが、練習では怒られ、罵声を浴びせられる事も。勝利至上主義、「苦しみに耐え、ライバルに勝つ事が美学」的な雰囲気だったと感じる。息子は、強くないが礼儀を身につけたり、心が強くなってもらいたい。試合で勝たなくてもいいと思いますが…実際には勝ってほしいと強く思う。練習後は、「あれがダメだった」「何やってんだ」と言ってしまう。子供はもちろん、大人もライフスキルを身につけないとだめ。目先の勝ちにこだわるのでは無く、今日より明日。2016/05/19
0422
1
いい。2018/02/08
みぃさん
1
コーチング入門書みたいな読みやすい本。大切なことが、端的に書かれている。共感できる。2015/08/20
hal
0
サラッと読めたけど、著者の主張には凄く納得した。日本では、スポーツで結果だけを追うから、本当に大切なライフスキルが身につかない、という考えは、決して結果を無視しているわけではないと思うし、今の日本で個人の幸せを追求するのに大事な視点だと思う。2017/07/08
まさる
0
スポーツに関わる人はすべて、選手もコーチも観客も読んだ方がいい一冊。スポーツは人生を凝縮したもの。スポーツを通してなにを学ぶか、目の前の勝ち負けで一喜一憂するのではなく、困難にどう挑むか、次にどう生かすか。仲間とのコミュニケーション、自分との勝負、他者へのリスペクト、一生懸命な姿に人は心を打たれる。 コーチングについてもっと知りたい。2018/11/24